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大谷翔平選手「マンダラチャート」

東京五輪開幕の直前くらいからでしょうか、大谷翔平選手の活躍が脚光を浴びています。先日大谷選手の活躍を取り上げているテレビ番組を観ていたら、「マンダラチャート」と呼ばれる目標管理(達成)シートが紹介されていました。あなたもご存じかもしれません。

 

大谷選手は高校時代から監督の勧めで「マンダラチャート」を使用していて、それが公開されたことで「マンダラチャート」の価値がさまざまなシーンで再燃したとのこと。

 

再燃?

 

実は「マンダラチャート」を使った目標管理(達成)は以前からありました。大谷選手が高校時代に監督から勧められたということからも、その監督はそれ以前から知っていたということ。私も20年前くらいにその存在を知りました。そして実際に書いてもみました。しかし中心に据える9マスのシートをさらにマンダラ状に詳細化していくため、計81マスも書かなくてはなりません。私が知った書籍では、無理して81マスを埋めなくてもいいと書いてありましたが、それを毎日管理するのは正直 性に合わなかったというか、苦痛さえ感じたように思います。それだけ書き込んだ81マスで目標管理をガチガチにするわけです。(81マスのイメージは次の記事をご覧ください)

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しかし考えてみたら、大谷選手が現在の大谷選手を作れたのも、目標管理をガチガチに管理したからとも言えます。なぜなら私たちの目標など、少し目を反らせば雲散霧消するからです。宇宙は膨張し続ける所以の、物理学でいうエントロピー増大の法則です。

 

本当にある種の目標を達成したいなら、マンダラチャートの活用のように、ガチガチに意識を固めなくてはなりません。ダイエットならコンビニに行こうが、スーパーに行こうが、ぜったいに砂糖類に目もくれないとか、たんぱく質や脂質の類しか買わないといった意識と行動管理が必要です。

 

私たちはわざわざ「見える化」しなくても、意識でそれはわかってると思ってしまいます。しかし「マンダラチャート」のように「見える化」することで、「わかるとデキるは180度違う」という認識が発露すると考えます。

 

私も20年前に挫折して以降、あまりマンダラチャートの情報には触れていませんでしたが、最近の大谷選手の活躍を見聞きするたび、マンダラチャートにこだわらずとも、目標管理をしっかりすることの大切さを再認識しました。それだけ目的は薄れ、目標は腐り、安きに流れる生き物が人間だということです。脱サラを夢見て脱サラをした人など、1%もいないでしょう。最近流行りのFIREもしかりです。

 

マンダラチャートの有効性は、さまざまな角度でありますが、私的には「最終目標に対してよそ見をするな」という警告が第一にきます。先ほど申した「エントロピー増大の法則」のように、私たちはどうしても面倒くさがりで、よそ見をします。よほどの快楽が待っていない限り、目の前の苦痛に飛び込もうとは思いません。ダイエッターで言えば目の前のお菓子を上回る快楽が必要ということです。その目の前の快楽を上回る快楽を、マンダラチャートを見ることで、夢や願望として身近に置くわけです。

 

大谷選手ももしかしたら、マンダラチャートで願望を身近に置かなければ、過酷な練習に耐えられなかったかもしれません。過酷な練習を乗り切るために、藁をもすがる気持ちでマンダラチャートから夢を覗いていたかもしれません。

 

マンダラチャートの話をしましたが、本記事で申したいことは、人の目標など放っておけば雲散霧消してしまうということ。少し嫌なことがあれば願望から目を反らし、目の前の快楽に身を寄せてしまうということ。本当に願望(目標)を実現したいなら、マンダラチャートよろしく、目標への道しるべをガチガチに明確化し、それ以外の実行によそ見をしない管理が必要であるということです。自戒を込めて私も自分の目標管理に活かしたいと考えます。

 

大谷翔平選手「マンダラチャート」

 

あなたはいかがお感じになりますか? 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

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