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「紅茶」と風邪予防

本日は「紅茶と風邪予防」についてです。

 

結論、「紅茶を継続して飲む習慣のある人は、風邪にかかりにくい」ということが臨床試験より明らかになりました。

 

明かにしたのは三井農林のR&Dグループです。

 

臨床試験は2019年12月から開始され、紅茶を1日3杯飲むことを12週間継続しました。すると次の2点が判明しました。

 

・NK(ナチュラルキラー)細胞の活性化

・唾液の免疫成分の改善

 

具体的には下の記事を参照していただきたいのですが、グラフを見れば確かに(麦茶を飲料した)比較対象群に比べ有意性が確認できます。

 

NK細胞の活性化は自然免疫機能が増強されることが示唆でき、唾液の免疫成分の改善は粘膜免疫機能が改善・回復することが示唆できます。

 

試験結果はこれだけではありません。

 

急性上気道炎症発症率および平均発症回数も比較され、いずれも対照群に比べ、紅茶群では有意に低下することが確認できました。

 

急性上気道炎症状重症度およびQOL低下度も、対照群に比べ、紅茶群では有意に抑制されました。(QOLとは思考、睡眠、呼吸、歩行・運動、日常生活、仕事、家事、外部交流、生活の楽しみの9項目の質低下スコアの合計値に基づくもの)

 

これらの結果から、紅茶を1日3杯飲む習慣がある人は、風邪(急性上気道炎症状)にかかりにくい傾向にある、ということが言えると思います。

 

以前から「紅茶は殺菌作用があり、紅茶で"うがい"をすると風邪予防や風邪の症状を和らげる」とは、さまざまな専門家が言われていました。この内容にもう一歩踏み込んだ試験が今回の結果になったということです。

 

「体を温める」健康法で有名なイシハラクニリック院長 石原結實先生は10年以上前から「しょうが紅茶」を勧められています。紅茶単体でも体を温めますが、それに"しょうが"をトッピングすれば、体の温まり度合いはさらにアップし、また今回の結果で風邪予防にもつなげられるということで、一石二鳥・三鳥の飲み物になります。

 

私も10年以上前から石原先生の本をきっかけに、しょうが紅茶を常飲しています。冬季だけでなく、年中に飲みます。ただ甘党のため蜂蜜や黒砂糖、人工甘味料も加えますが、それゆえ空腹時などは本当に助かります。またアレンジとしてドライフルーツを入れてもいい感じで柔らかく食べやくなります。私はドライプルーンが大好きで、職場でもよくプルーンを入れたしょうが紅茶を作り飲んでいます。

ぜひあなたも紅茶がお嫌いでなければ、特に冬季は風邪を引きやすいため、冬季だけでもティータイムに紅茶を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

dime.jp