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「頭のいいひと」の共通点

あなたは「頭のいい人」と聞いて、どのようなイメージをされますか? これには正解はなく、100人に聞いたら100通りの答えがあると思います。その中でも現役東大生の西岡壱誠さんが彼なりに共通点を導き出したとの記事を拝見しましたので、紹介します。

 

まず彼は先の質問に答えがないことを前提としますが、一つだけ例外があると言います。それが「目的意識がはっきりしていること」です。どういうことか?

 

例えば数学の勉強をするとき、ただ漠然とページを進めるのは「頭のいい人」のすることではない。そうではなく "今日はこのページからこのページを終わらせよう" "この分野のこの点を抑えるために、このページを念入りに理解しよう" などと一つのページでも「目的意識」をもって進めることが「頭のいい人」のやり方と説きます。

 

一事が万事で、何をするにしても、"なぜ今日、それをするのか?" の目的をはっきりさせることで、モチベーションも集中力も行動力も何もかも変わってくるということです。するとどうでしょう? そう、「結果」も変わるということです。

 

大方の人は理解力や記憶力など、先天的な要素に目を向けがちですが、実はそれ以前の「目的意識」こそ「頭のいい人」の共通点というわけです。しかし先天的要素が関係ないわけではありません。例えば東大に合格する人でも、理解力、記憶力、読解力、計算力、根性、体力、感情の整理‥等すべてに能力が高い人などいるわけがありません。

 

しかし目的意識をもって勉強に励めば、長所はさらに伸び、短所も伸び、すなわち全体的な底上げが可能となり、その結果東大合格が可能になる、と西岡さんは言われているのだと解します。

 

それではどうすれば目的意識をはっきりさせられるか?

西岡さんは一つの方法として「数字」を入れることを推奨されます。例えば "今日は10時から12時まで、10ページから30ページまでやろう" といった具合です。そしてパフォーマンスを引き出す数字の入れ方は「慣れ」で的確になり、数字を入れることに慣れたら、数字以外の定性面も考えられるようになると言われます。

 

私も当ブログで何度か「数字化」「見える化」をお勧めしてきましたが、本記事ではもう少し掘り下げて私の考えを述べたいと思います。

 

なぜ「数字化」「見える化」が目的意識をはっきりさせることに一役買うのでしょうか? 私の答えは "主体性" が生まれるからです。この "主体性" についても以前の記事で強調させていただきましたが、この "主体的" "主体性" の構えこそ 物事の対象が自分の支配下に置かれ、その対象への愛着、楽しさ、集中力などが増加します。

 

『自身に備わる種々の能力の最大化を図れる人が「頭のいい人」の共通点』という西岡さんのご指摘は、私たちは頭のよさを「先天性>後天性」から「先天性<後天性」に再定義しなおしてくれます。

 

やはり人生は後天性の追求でみな "成功" も ”幸福" も手にできなければ平等ではありません。そして誰しも先天性は備わっています。あとはそれを引き出すだけ。その技術が「目的意識をはっきりさせること」で、そのための一法が「数字化」(「見える化」)というわけです。

 

西岡さんが現役東大生なだけに、漫画「ドラゴン桜」が彷彿とされますが、本記事のテーマは勉強だけにとどまらず、ありとあらゆる対象に通ずるものです。「目的意識をはっきりさせること」さっそく今日から意識されてみてはいかがでしょうか?

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 引用・参考記事

全ての「頭がいい人」に当てはまる唯一の共通点 東大生がたどり着いた根本条件 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)