トラブルは「芽」のうちに摘め
トラブルや良くない出来事、不慮のアクシデントなどは、誰もが芽のうちに摘んでおいたほうがいいことはわかっている。
ではなぜ早いうちに摘んでおいたほうがいいのか?
それはもちろん火の手はどんどん大きくなり、大きくなれば火消しにかかる時間や労力は何倍にも増すから。まさに複利で火の手が大きくなっていくイメージだ。
別の側面から見てみると、当人はそのときもなにかしら別の目標を掲げているはず。納期や期限も設定されているでしょう。その目的や目標に捧げる時間や労力が「火消し」への時間や労力で阻害されてしまう。そうすると達成期限を後ろに延ばさなくてはならなくなり、その次に据えていた目標も後ろ延ばしになる。もしかしたらその後ろ延ばしにより、関係者からの信頼を損ねてしまう可能性もある。
そんなこんなで、トラブルが大きくなることは痛手を負うことを免れない。
だから未然に防ぎたいところだし、もし起こってしまっても最小限に抑えておきたい。
それを端的に表したことばが下記の名言。
「我々を疲れ切らせるのは、目の前の立ちはだかる登らなければならない山々ではなく、靴に入った石ころさ」
by モハメド・アリ(アメリカの元ヘビー級ボクシング・チャンピオン)
引用文献