お勧めの曲7(バラード編)
「お勧めの曲7(バラード編)」です。
お勧めの曲7(バラード編)は、leccaの「マタイツカ」です。
この曲は2011年に発売し、当時は本当によく聴きました。もともとレゲエ歌手のleccaが好きだったというのもありますが、別れを前向きに捉えようとする歌詞とバラードの曲調が見事にマッチし、癒しと勇気の両方をもらえたことが大きかったように思います。
それから9年も月日が流れました。
歌詞の中で私がもっとも好きなところが次です。
「君を最後まで不安にさせないよう 返すならこの日の笑顔」
「この日の笑顔」
この歌詞を聴くたびに、こう思います。
「お世話になった人に、今の私ができること、それは精一杯に今日を生きること。それも笑顔で・・」
ある人への感謝の気持ちを自分の「今日」の生き方に現(あらわ)す。直接のお返しができない分、ペイ・フォワード、今の現実で関わる人に返す。そんな生き方です。
彼女の太く力強い声は、好き嫌いが分かれるところかもしれません。しかし、ぜひ私やあなたが今を精一杯生きることで、別れた人へのエールになることを祈って聴いていただければと思います。
ちなみにleccaは現在、音楽活動を休止し、「斉藤れいな」の名前で東京都議会議員を務められます。もともと早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業し、二児の母になったことなどから、政治活動に より関心を持たれたのだと推測します。
今回紹介する「マタイツカ」以外にも素晴らしい曲はたくさんあります。例えばバラードつながりで言えば、「ねがい」や「For you」など。特徴の多くはポジティブ性・前向き性が打ち出される歌詞です。実際に彼女は音楽活動を休止し、小池百合子都知事が当時に掲げた「希望の党」の塾生となり、選抜試験を経て都議選対策講座と政策立案部会を受講するなど、歌詞(ポジティブ性・前向き性)を地で歩まれます。
今回紹介する「マタイツカ」がお気に召されたら、そのほかの曲も聴いてみてください。ポジティブを謳う歌詞と彼女の生きざまが、心に勇気を注入してくれることと思います。
ちなみに彼女の代表曲は「ちから」です。
本日もお読みいただきありがとうございました。
斉藤れいな オフィシャルサイト