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「アイデア」派と「代替が効く」派

実業家の堀江貴文さんが、「あり金は全部使え」などと言い、経験や体験を重視している理由は、つまるところアイデアと実行の時代だからだと思います。よく考えたらパソコンが使えるとか、動画編集ができるとかは、代替が効きます。しかしアイデアや実行力は代替が効きません。そこに多大なる価値があります。

 

自分はアイデアを出す側か、それとも代替が効く中で逸材を目指す側かは、タイプにより異なります。私はどちらかといえば後者の代替が効く職種向きと思いますが、あなたはいかがでしょうか。

 

イデア側の人は、やはりあり金は残さず、どんどん経験知を上げた方が身のためです。そして動画やライティング等で、面白いことをどんどん発信し、形にすればいいのです。また、事業という形での発信もありです。

 

一方、代替が効く職種向きの人は、狭く深くで経験を上げる必要があります。たとえばプレゼンにはやたら詳しいとか、DIYをやらせたら相当な腕前とか・・。もうそればかりをやって、手に職をつければいいのです。ただし時代がそれを求めなくなるリスクは常にはらむため、少々の未来予測とセットが好ましいです。

 

昨日大阪と熊本で放送されているテレビ番組「正義のミカタ」を観まして、回転ずしチェーンの「かっぱ寿司」が数年前に1位から4位に転落したことが取り上げられていました。確か2010年には1位で、2014年?には4位に転落したと言っていました。これなんかは、本当にアイデアと実行力が不足した顕著な例だと思います。

 

当時の「かっぱ寿司」は、100円チェーンで安さを売り、お客を囲いました。しかしさすがに「安かろう悪かろう」ではお客は離れていき、そこを「スシロー」や「くら寿司」は突き入りました。原価を上げ利益幅を少なくする代わりに、原価率が低いサイドメニューを豊富にさせ、またエンタメの要素を盛り込んだのです。

 

お客の一番の目的は、安くておいしいお寿司です。それを実現する代わりに、サイドメニューやイベント(企画)で利益幅の低さを補いました。まさにアイデアと実行力のたまもので、サイドメニューはラーメンやデザート、イベントはすべてのお寿司を99円均一にする日などを設けたことです。

 

あれがダメだったらこれ、これがダメだったらそれ、というように何発もパンチを繰り出さないと、飽きっぽい消費者の心はつかめません。また掴んだと思いきやすぐに離れるため、常に変化とともに経営をとらえないと継続的な売り上げは現実のものとなりません。かくもビジネスは大変なのかといった話ですが、私のようなサラリーマンもけっしてうかうかしてはいられません。ずっとサラリーマンを続けるにも、出世はできるのか、転職はできるのか、それともこのままでいいのか…など。

 

イデア派でも代替が効く派でも、共通するところは実行力です。またまわりを巻き込む力も必要でしょう。そのためにはまずは自分が楽しむこと。好きなことに着手していること。そこで人間関係をつくることなどが大事です。一歩一歩でかまいません。現状にとまらないことだけを目標に、かたつむりのようにゆるゆると自分の道をブラッシュアップしていきましょう。

 

「アイデア」派と「代替が効く」派

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。