糖質はがんの"エサ"
私の最近の主食は、オートミールです。
オートミールについてはまた次の機会に譲りますが、本日はごはんやパンを始めとする炭水化物や糖質が、がんの格好ののエサになるというお話です。
結論、糖質はがん細胞を増殖させます。だからできる限り摂らない方が健康的には賢明で、その理由は非常にシンプルです。
がん細胞は、正常な細胞の遺伝子が傷ついて変異した細胞です。なぜ傷つくか? 主原因は活性酸素による細胞の炎症です。細胞が炎症すると細胞ががん化し、その増殖はブドウ糖をエサとします。最終的にブドウ糖に分解される食物は、炭水化物や糖質です。
活性酸素を発生させること自体、避けられないとしても、がん化した細胞を増殖させることは避けられます。それが断糖です。
断糖という言葉を世に送られたのは、「断糖のすすめ」などの著書で有名な、ハタイクリニック院長・西脇俊二先生です。西脇先生は私生活から糖質の摂取を徹底的に避けられ、末期患者にも適用することで、たくさんの方を救われた実績をお持ちです。
西脇先生曰く「欧米には主食の概念がありません。前菜やメインという分類はありますが、パンはあくまで添え物。まずは主食の概念を捨ててください。食事全体で最も糖質を含んでいるのが米やパンですから、それをやめることが断糖のスタートです」とのこと。
健康情報をいくらインプットしても、それ自体は現実を動かしません。現実を動かすのはいつも己が行動です。己が実践です。そして行動や実践につながるインプットはシンプルさです。
がんを罹患したくないなら、
がんで苦しみたくないなら、
がんで周りの人に迷惑をかけたくないなら、
シンプルに考え、シンプルに実行しましょう。
それが「断糖」です。
しかし私も西脇先生のようにストイックに実践できるわけではありません。なにも人と比較する必要はなく、その徹底度も違ってけっこうです。大事なことはできる範囲で継続することで、その継続に徹底度が悪影響を及ぼすなら、徹底度を緩ませ、適度にまで調整すればいいのです。
いっぺんにまとめてやろうとするからしっぺ返しがきます。まずは次のことを理解し、今と未来を勝ち取るマインドを醸成させることです。
1.誰でもストレス等で活性酸素は発生し、その除去にさまざまな方法を必要とする。
2. 細胞のがん化は、活性酸素による細胞の炎症が主原因。
3. がん化した細胞は糖質で増殖する。だから糖質を摂らなければ増殖しない。
4. 増殖しなければ、白血球などの免疫細胞やNK細胞等で、がん細胞を死滅化させることが可能
私たちの体内には常にがん細胞が発生しています。それを自己免疫力が制御しているだけで、がん細胞の発生自体は問題ありません。健康体というのは、言うなれば、がん細胞が自己免疫力の制御内にあるということ。それを超えてはいけません。私たちが年を重ねれば重ねるほど、基本、免疫力は落ちるゆえ、増殖に気をつけなければどこかで制御しきれなくなります。
がんは二人に一人がかかる時代のため、くれぐれも糖質の摂り過ぎには注意したいものです。
糖質はがんの"エサ"
あなたはいかがお感じになりますか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
引用・参考記事