心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

冬季北京五輪「スノーボード」を観て…

先日まで賑わっていた冬季オリンピックが閉幕して数日が経ちます。私は自宅にテレビがないこともあってか、すべての競技を観ていません。またネットニュース等でも、それぞれの競技に深堀りして情報収集していません。よってどちらかという詳しくない者です。しかし平野歩夢選手の動画だけは何度も観ています。個人的に夏季の東京五輪でも堀米選手のスケートボードを何度も観たことから、それらの競技が好きなのだと思います。

 

今回の冬季五輪で私が印象的だったのは、平野歩夢選手の最高難度のプレイはもちろんのこと、新技製造機と呼ばれたレジェンドであるショーン・ホワイトの引退です。

 

ショーン・ホワイトと言えば、20年以上前からスノーボードハーフパイプ)界のキングオブキングで、次々と新技を更新してきた人物。スノーボードに詳しくない私ですら、当時高校生時代、名前だけは知っていました。そのショーン・ホワイトが今回の北京五輪で引退をし、一つの時代が終わりを告げました。

 

彼の実技はいかがだったでしょうか。1回目はエアの着地で失敗、2回目は85点、3回目は転倒してしまい、メダルの獲得はなりませんでした。平野選手は3回目で96点をマークし金メダルです。

 

素人の私の(競技を観ての)感想ですが、ショーン・ホワイトのプレイはメダルを獲得した3選手と比べてやはり高さや軽やかさが若干欠けていました。年齢の問題か、体重の問題かはわかりませんが、選手生命の短さを感じるとともに、カリスマやトップ選手でも必ず終わりが来ることを改めて知りました。

 

無論、ショーン・ホワイトの選手生命は他の選手と比べるととても長く、努力を継続してこられたことは百も承知です。私が本日申し上げたいことは、「時の流れの早さを知れ」ということと「そのときそのときを大切に扱え」という2点です。

 

私の20年は今思えばあっという間で、何かを残したかというと、自分史に残せる実績は正直ありません。そこに悔しさと残念さがありつつも、未来への意気込みにつながっていることも事実です。ショーン・ホワイトはインタビューで「スノーボードは私の人生そのものだ」と語っていましたが、これまで打ち込んできた軌跡をたどればもちろんそうなります。しかしこれからは?

 

私の20歳から40歳の20年間は何ものでもなく、ただ平々凡々な会社員で終わりました。しかし楽しかったこと、嬉しかったこと、感動したこと等を思い出せばそれなりに蘇ります。それらを今一度整理すると、私にとって有意義な想い出となっているのは「初体験」のことが多いです。言い方を変えれば勇気を出して挑戦したこと。

 

やはりお店選びから人間関係まで、新しいことに手を伸ばすのは、そのときイヤでも、後から振り返ればよかったことに変化するのは生きる醍醐味です。すべてがそうなることはありませんが、初体験を避けていては一番欲しいはずの感動や喜びは得られない、もしくは得にくいことは言えると思います。どうしても現状維持に甘んじてしまう私たちですが、20年という月日を思いましょう。10年どころか20年すらもあっという間です。それを今回の北京五輪スノーボードハーフパイプの競技で知らされました。あのキングオブキングと称された(3回の)金メダリスト、ショーンホワイトが引退、そして平野歩夢選手が現在のキング。時代は移り変わり塗り替えられます。GAFAが世界を席巻できるのもあと数年かもしれません。

 

そのときそのときしかできないことをやる。それ以外に人生を謳歌する方法はないと言えます。つきつめれば今日にしかできないことをやる。今月にしかできないことをやる。今年ししかできないことをやる。それがいったい何なのか、その自問自答が、繰り返しがきっと人生を“よかった“に変えてくれる原因をつくってくれます。

 

冬季北京五輪スノーボード」を観て…

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。