東大生が語る「やる気スイッチ」の場所(環境設定)
本日は第二弾です。
さっそく本題です。
ある東大生はアロマを活用し、集中力を要するときは○○、リラックスするときは▢▢、それ以外の時間は△△と、それぞれの香りを使い分けたそうです。アロマ検定という検定があるくらいですから、嗅覚を刺激し気分を変える術は一定の効果があると私も思います。
別のある東大生は、青色を集中力に活用したみたいです。カーテンの色、ドアノブ、ベッドや布団、壁紙など、ありとあらゆるものを青色に統一することで精神の統一を図りました。
別のある東大生は、チョコレート菓子「アルフォート」を活用し、「ここまでやったらアルフォート一つ」と、目先の短期目標にやる気を煥発したそうです。糖分は頭脳のエネルギーになりますから、勉強に集中するときのエネルギーの担保には有効です。(ただし摂り過ぎには注意が必要です)
3名の東大生を見ていただきましたが、いかがでしょうか。
3名以外にも環境設定の絡みはありますが、本稿での紹介はここまでとします。ちなみにあなたは「場所法」という言葉をご存じでしょうか。この「場所法」は同書では紹介されていませんでしたが、受験勉強や資格の勉強など、勉強全般では一般的によく使われます。
内容は単純です。場所が記憶に好影響を及ぼすという作用です。たとえば家の中で社会の年号を覚えるとします。玄関で○○、キッチンで▢▢、ドアを開けるところで△△、居間で◇◇、寝室で☆☆など、場所と記憶したい対象をセットにします。そうすると普段見慣れた風景に対象がセットになるため、記憶の定着も思い出しやすさも捗ります。
また気分転換という作用も見逃せません。これは先ほどの例と変わりますが、午前中は図書館で、昼食はレストランで、午後から夕方はカフェで、夕方は公園で、夜はファミレスでといった具合にコロコロ場所を変えるわけです。気分転換や心機一転になりますし、それぞれの場所で覚えたことがこれまたセットで記憶されるため思い出しやすさも捗ります。
運がいい人や成績がいい人、精神衛生がいい人は、たいてい環境の配備に優れます。意志の力に頼るのではなく、意志の力を使わなくてもやる気が出る環境設定の配備に関心が高いのです。こちらも同書を読み直し、前回と同様、これまでわかっていたこととはいえ、再確認させてもらいました。
東大生が語る「やる気スイッチ」の場所(環境設定)
あなたはいかがお感じになりますか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。