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「武尊VS天心」戦とタイプ別強さ

3日前、the・MATCHにて、世紀の一戦が行われました。あなたもご存じ「武尊VS天心」戦です。格闘技をそれなりに知っている人なら、どちらかの名前はご存じだと思います。この両者が相まみえる一戦は7年前くらいから待望されていたとのこと、ABEMAのPPVが50万人以上に買われたことがそれを裏付けています。

 

さて試合についてですが、私はどちらかといえば武尊を応援していました。天心も好きですが、武尊の情熱はK-1をお好きな方なら誰もがご存じの異様さで、アグレッシブに前に出る姿勢は半端がありません。いくら天心がテクニシャンとはいえ、接近戦で攻め立てられてはどうしようもなくなるのでは…との予想でした。

 

しかし事は私の予想をあっけなく退け、武尊のアグレッシブさは天心のジャブの前に封殺されました。さすがは天心です、ボクシングに転向するだけにジャブの精度は適格で、1Rでダウンを取ってからもそのスタイルは3Rまで変わりませんでした。天心の圧勝といってもいいと思います。

 

しかしもしこれが倍の6Rやそれ以上の10Rのルールであればどうだったでしょう?私は武尊が勝っていたと思います。3Rで天心のスタミナは切れかけていました。もちろん武尊も消耗はしていましたが、これまでのK‐1を観ていたら武尊のスタミナはそんなところで止まらないことは想像がつきます。

 

つまりはボクシングテクニックは天心に分があるものの、体力ではおそらく武尊に分がありますから、真の勝敗はルールしだいということです。今回は3Rのマッチでしたから、テクニックが上回る天心が勝てたという見立てです。

 

私の言っていることは「たら・れば」の話と聞こえますか?

 

その通りです。「たら・れば」の話しです。しかし、投資や人生など、さまざまなシチュエーションで今回の試合は参考になると思います。投資でも短期で勝敗を決める人もいれば、長期で決める人もいます。短い目標を積み重ねる人もいれば、長い目標を愚直に追う人もいます。現在の暗号資産の急落は短期で見れば目も当てられませんが、10年・20年でみれば富豪に導いてくれるかもしれません。

 

人の真価は、どの角度で光を当てるかで変わります。たった一つの角度で煮え湯を飲まされてもくじけてはいけません。たった一つの角度で結果が出なくてもあきらめてはいけません。当てられる角度にかかわらず、自分の強みに自信をもち、いつでも自分の味方でいることが大切です。相手や環境の角度で低評価をくらっても、私が今回武尊に感じた角度のように、ルールや条件、環境が変われば自然と浮かび上がる長所は誰もが持っています。それを信じ自分を磨き続けることが大切に思います。

 

今回の一戦で武尊は引退を表明すると言われています。実際はどうなるかわかりませんが、たった一つのルールだけで格闘家としての勝敗は決まりません。3Rが得意な選手、10Rが得意な選手と、短距離走長距離走ではないですが、陸上にもそれがあるように、格闘家にも適性があると思います。ぜひ武尊選手には陸上でいう「長距離ランナータイプ」の格闘家として、最強の称号を築き続けてもらいたいと願います。

 

「武尊VS天心」戦とタイプ別強さ

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。