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「睡眠主体」の生き方

通常 私たちは起きているときを人生と思います。最近でこそあらゆる書籍、あらゆる媒体で睡眠の必要性は説かれていますが、それでも起きているときを人生と思うところは変わらないように思います。

 

しかしその起きているときの"体調"、起きているときの"記憶"、起きているときの"集中"力等は「睡眠」が担っていることは改めて理解する必要があります。

 

AI(人工知能)は新しい情報がインプットされれば、古い情報は上書きされ消失すると言われます。今後の開発によりそれは変わる可能性はありますが、現段階ではそのように言われます。

 

それに反し私たちの記憶はさまざまな対象で情報を上書き更新し、かつそれを並行運用するといいます。例えばゴルフで覚えた筋肉活動とテニスで覚えた筋肉活動は、それぞれの筋肉活動として記憶が整理され、その後ゴルフの練習で得られた筋肉活動が上達すれば、その上達が上書き更新され、テニスも同様と言われます。

 

この(ゴルフとテニスの)共存機能が今のところAIにはできないとのこと。

 

さまざまな対象別・記憶の整理は「睡眠」でこそ得られる代物で、睡眠こそ記憶(情報)の整理と最適化をするときということです。

 

ついては、日中に得られたさまざまな情報・スキル・運動は、「睡眠」を経て初めて完結し、「睡眠」を経なければ完結しないという理解が必要に思います。

 

本記事はカルフォルニア大学サンディエゴ医科大学の研究者が行った報告に基づきますが、研究の筆頭著者であるMaksim Bazhenov博士は次のように見解を示します。

 

「私たちが眠っているとき、脳は非常に忙しく日中に学んだ内容を繰り返しています。この繰り返し再生は記憶を再編成し、もっとも効率的にそれらを利用できるように整理しているのです」

 

人工知能が新しい学習後の忘却を防いで、継続的に学習できるようにするためには、睡眠のような状態をシステムに追加する必要があるかもしれません」

 

「機能を向上させるような刺激技術が開発できれば、高齢者や学習障害のある人たちの記憶や学習能力を改善できるようになるかもしれない」

 

私は幼少の頃にスイミングスクールに通っていたのですが、母親からよくこんなことを言われました。

「体で覚えたことは忘れないから」

 

"大人になって水泳の一つもできないと恥をかくかもしれないから、いま習っておけば、その後ずっと体が覚えてくれるから" というニュアンスで言われたのだと思います。

 

しかし確かにそれは当たりました。特に私は水泳は好きでも嫌いでもないのですが、当時よくわからず習っていたクロールや平泳ぎ、背泳ぎにバタフライは、それなりに今でも泳げます。

 

漫画「ドラゴン桜」に登場する英語講師も "英語は体で覚えるもの" というスタンスで講義を取ります。

 

体で覚えた身体記憶がその後も脳に残り続けることは、あなたも体験済みと思います。頭で覚えたことはしょっちゅう忘れることも 同様だと思います。そこで私が本記事で申し上げたいことは以下の2点です。

 

●頭で覚えた情報で、忘れたくない情報があるならば、それは何度も思い出す反復作業が、脳に重要と認識させ、身体記憶と同様に、脳の記憶の定着化につながる。

●すべての記憶の整理と最適化は「睡眠」によってもたらされる。よって(整理された)記憶の定着化も「睡眠」を経ずして得られない。

 

私が幼少期にスイミングスクールで習った身体記憶も、「睡眠」を経て記憶に定着したというわけです。

 

「睡眠主体の生き方」

 

木々を成り立たせているのが地中の根なら、私たちを成り立たせているのは「睡眠」です。

 

2チャンネルの創設者 ひろゆきさんの言葉を最後に紹介します。

 

『たとえば自己啓発本ってたくさん出てますけど、実は人間の能力を上げるにはちゃんと寝ることのほうが大事なんですよ。そもそも日本人は睡眠時間が足りてないですし、「本を読むヒマがあったら寝てろ」っていうほうが動物的には正しいはずなんです。でも、そんなこと言ったら本が売れないじゃないですか。』

(新R25 マネ凸より抜粋)

 

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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引用・参考記事

nazology.net

r25.jp