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すべてに「防御力」が基本

あなたは格闘技を観戦しますでしょうか?

 

私は20年以上前からK-1を中心に、ボクシングや総合格闘技の類を観てきました。さまざまなファイターがいるなか、それぞれのタイプに戦術が要されます。その戦術が当人にマッチし、かつ相手にも奏功したときに勝利の旗が上げられます。

 

本日のタイトルは「すべてに防御が基本」です。確かに戦術が奏功しても、打たれ弱ければ一発で形成は逆転するため、防御をしつつ戦術を放つことが前提です。しかしそれでも防御が弱い人や打たれ弱い人は存在し、そのようなタイプは華々しい勝利をおさめるも、勝率は上げにくい傾向をもちます。

 

私は「防御を基本に戦術を組み立てる達人」に、元ボクサーのメイウェザーがいると思います。彼の強さを一言で聞かれたら、間違いなく「防御力」と答えます。そして連戦連勝記録は彼のスタイルが防御力を手放さなかったことが原因と私は思っています。

 

ではこの「防御力」、格闘技だけに有効でしょうか?

 

答えは「否」です。あらゆるスポーツやビジネスの現場、そして主婦業からプライベートまで、私はすべてに及ぶと考えます。なぜならストレスや失敗、想定外という現象はぜったいになくならないからです。だからメンタルの強化という自己啓発は大切になりますが、本質はそこではありません。いかにストレスや失敗、想定外を減らせるかという防御力を日頃から意識するかどうかが勝敗を分かつと言いたいのです。

 

・同じ質問をしないこと

・同じ間違いをしないこと

・聴衆からの質問を何通りも想定しておくこと

・遅刻をしないこと

・約束を守ること

・予習やシミュレーション等の準備を怠らないこと

などなど

 

すべてが防御力です。上記以外にも何百種類とあると思います。ちなみに投資も防御力が大事と言われます。コロナショックやリーマンショック等が起きても、いかに下落幅を抑えられるかがその後のパフォーマンスを決めます。例えば100万円から10%下落すれば、100万円に戻すのに10%の上昇では足りず、11%強の上昇が必要です。つまり下落すればするほど、求められる上昇率は上がるということ。これは投資対象の分析において極めて重要と言われます。

 

プライベートも遊びも同様で、リズムや集中を切らされると楽しも止まります。例えばドライブをしていて、道に迷えば楽しかった会話も止まってしまう可能性が出ます。できたら目的地にスイスイと到達する方が会話のはずみも止まらず楽しい時間が作れます。そういった勝率があるから、たまの想定外が楽しめるです。だいたいの方がそのような感じではないでしょうか。

 

運や不運、まさかの坂は誰にでも急に訪れます。だから日頃から勝算、勝率を高める工夫が必要で、それを総称に「防御力」と呼んでいます。まずは負けないこと。まずは沈まないこと。それがあって攻めの浮上です。昨年末のサッカーのワールドカップを思い出しても、PKでのゴールキーパーの防御力はたいしたものでした。

 

すべてに「防御力」が基本

 

人生はとかく攻めや華々しさ、成功の栄華に気を取られますが、地味な防御力はその何倍も大事であると、長距離マラソンをイメージして思います。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。