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「思考体力」は肉体的体力から

私は「認知能力」という言葉を最近意識しています。認知能力の詳細は調べたことはありませんが、割合の中でも記憶力が一番大きいと思います。数十年前からインターネットが始まり、記憶力の価値は低下していると言わますが、それでもコロナ禍の現在、記憶力の価値を再評価する論も耳にします。私としても記憶力の価値は低下しているものの、決して軽視してはいけない能力に思います。

 

いくらインターネットが普及しようが、AIが導入されようと、新しいことを覚えるのに記憶力は必須ですし、そもそも雑談やさまざまなコミュニケーションに、いちいち調べながら話すことは(あまり)ありません。

 

では、記憶力を強化するには何をすればいいのでしょうか? 

 

まっさきに挙がるのが食事です。食事=魚油です。オメガ3系脂肪酸と言われますが、魚油は体内でDHAEPAに変換され、この両者が認知能力を高めると言われます。またくるみや亜麻仁油、えごま油に含まれるαリノレン酸も、一部は体内で変換されると言われます。実際に私は5年以上前から毎日、亜麻仁油やえごま油を摂取していますが、記憶力の向上は確かに起こっていると実感します。

 

次に運動です。運動が認知能力を向上させることは、「脳を鍛えるには運動しかない」や「一流の頭脳」、「スマホ脳」などのベストセラー本が明らかにしています。

 

本日私が申し上げたいことは、この後者「運動」であり、肉体的体力をつけることは、認知能力を向上させるだけでなく、思考体力もつけてくれるのでは?ということ。先ほどのインターネットで調べることもその一つです、検索結果の活字を読むにも、動画を視聴するにもそれなりに体力が必要です。またわからないことを放置せず、なんとかくらいつき、わかるまで調べることも体力のなせる業です。

 

私は仕事でよくExcelの関数を使いますが、かなり長い論理式を入れることがあります。そのときに成立するだろう論理を頭の中で組み立てます。また少しでも短くシンプルにできる方法も同時に模索します。そのような取り組みは気づいたら一時間、二時間と立つことがあり、自分でも時間の経つ速さに驚かされます。

 

“いったいどういうことだ⁉“という疑問の解消、“どうやったらうまくいくのか⁉“という成長意欲、“もっと効率的な方法はないのか⁉“というコンサルティング・・・、どれもこれも「思考体力」が必要で、思考を支えるのは間違いなく肉体的な体力・持久力だと私は実感します。

 

歳を老いて面倒くさがりになるのは、肉体的な体力が衰えるからで、逆に肉体的な気遣いがあれば、“やったろうじゃん!“と意欲を発動させられると思います。人生100年時代、汗を掻く労働から知的労働にますます移行し、されど肉体的体力がなければ知的労働が支えられず、車の両輪のごとくどちらも必要というのは、なかなか普段見過ごしがちなところです。

 

ぜひ本記事を参考に、あなたも(肉体的な)運動、スポーツをされる際に、脳の活性化、思考の活性化、そして思考体力を担うことになるんだという忘れがちな部分を意識し、それをモチベーションにしていただければと思います。

 

さまざまな“点“をつくること、“点“を記憶しておくこと、それを“線“に変えること、それを“面“に変えること、それを“立体“に変えること・・・、どれも一朝一夕の営みにあらず、すべては地続きでつながります。地続きをあきらめず、いつか自分の中で日の目を見られるように、それが大なり小なり、短期なり長期なり、思考体力をつけましょう。そのために肉体的体力をつけましょう。

 

そういえば先日ある記事で、ウォーキングは腕をしっかり引く(振る)ことが肝心という内容がありました。運動やスポーツというとややハードルが高いですが、徒歩は誰でも気軽にできます。しかし全身をきちんと使うことが肝心で、足だけで手はポケットに入れたままではなく、しっかり腕を引き、腕を振ることで上半身や腰も使ってあげたらより効果的です。きっと上半身も腰も喜び、カロリーの燃焼にもつながります。

 

「思考体力」は肉体的体力から

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。