信頼できる不動産業者2020
私(leonet0702)は2020年から中古ワンルームに絞って不動産投資を始めました。1戸目は東京、2戸目は大阪の物件です。当ブログを以前からお読みの方はご存だと思います。現在は3戸目の購入を検討中で、2,3社の業者と連絡を取り合っています。
さて、そんな中古1R投資ですが、どんな販売業者から購入すれば安心なのでしょうか?不動産会社と言えばイメージはお世辞にも良いとは言えず、信頼の有無は玉石混淆です。
そんな折、不動産投資において、中立的な立場から信頼のおける業者を選定した書籍を見つけました。それが次。
●山本尚宏著『99%失敗しない、不動産投資のはじめ方』(2020年10月発売)
この本は入門書の域を超え、とても詳しく、それでいてわかりやすく書かれています。私が行っている中古1Rに限定されずに、一棟ものや法人経営にまで幅を広げます。
そしてお読みになればわかりますが、投資法においても中立的な立場で内容がまとめられ、お勧めしない方法があれば、その理由もセットで添えています。
また2020年10月発売ということで、トレンドも最新の情報にアップデートされ、例えば1R投資において、従来は"新築は割高でNG"とされていましたが、最近では中古と新築の垣根が低くなり、新築でも採算の取れる物件が出始めたことから、先入観を排除する大切さを説かれます。私もとても勉強になりました。
さてそんな同書ですが、著者の山本さんが運営する「不動産投資の教科書」がさまざまな角度から選考を重ね、数多(あまた)存在する業者の中から厳選した12社を巻末に掲載します。本日はネタバレになりますが、あなたが不動産投資に関心があり、しかしどの業者が信頼できるかわからないとういうことでしたら、取り急ぎ下記の12社が参考になると思います。
と、その前にまずは著者の山本さんのプロフィールです。
山本さんは2014年に不動産投資に特化した専門サイト「不動産投資の教科書」を運営する株式会社不動産投資の教科書を設立。不動産投資家に、「本当に良質な不動産投資会社だけをお薦めする」という経営理念のもと、業界の健全化に貢献すべく活動されています。
「不動産の教科書」とは、簡単に言えば不動産投資の業者選びにおける「セカンドオピニオン」です。中立的な立場で各ユーザーに合った業者を紹介することで、不動産投資のイメージを健全化させ、各ユーザーの良質な資産形成のお手伝いをする、そんな思いがこもった会社(サイト)です。
12社の選考基準やそれぞれの会社の詳細は、本記事では割愛します。「会社名」、「取扱物件」、「投資対象」、「物件価格帯」の4点だけお載せします。
・株式会社アイケンジャパン
<取扱物件・主要エリア>
関東圏、関西圏、仙台、名古屋、岡山、広島、福岡、熊本
<投資対象>
一棟木造、新築アパート
<物件価格帯>
5000万円~2億円(土地・建物含む)
・株式会社アメニティジョイハウス
<取扱物件・主要エリア>
東京、千葉県、埼玉県
<投資対象>
新築木造アパート
<物件価格帯>
7500万円~1億7500万円(平均1億円)
・コスモバンク株式会社
<取扱物件・主要エリア>
一都三県
<投資対象>
一棟中古アパート
<物件価格帯>
1000万円~5億円
・センチュリー21レイシャス
<取扱物件・主要エリア>
東京23区内、横浜、川崎、名古屋中心部
<投資対象>
自社ブランドの新築ワンルームマンション
<物件価格帯>
1600万円~2800万円
・プロパティエージェント株式会社
<取扱物件・主要エリア>
<投資対象>
区分マンション(新築・中古)
<物件価格帯>
1500万円~2500万円
・株式会社メイクス
<取扱物件・主要エリア>
東京23区、首都圏主要都市、名古屋市
<投資対象>
新築区分マンション
<物件価格帯>
1部屋2500万円前後を中心に、
400万円~4700万円(過去取扱実績)
・株式会社日本財託
<取扱物件・主要エリア>
東京23区内
<投資対象>
東京23区内の中古ワンルームマンション
<物件価格帯>
1000万円~2800万円
・株式会社パートナーズ
<取扱物件・主要エリア>
日本全国
<投資対象>
中古ワンルーム
<物件価格帯>
100万円~3000万円前後
・株式会社明光トレーディング
<取扱物件・主要エリア>
<投資対象>
区分マンション(新築・中古)
<物件価格帯>
500万円~3500万円
・リズム株式会社
<取扱物件・主要エリア>
東京23区
<投資対象>
中古区分マンション
<物件価格帯>
1500万円~3000万円前後
・株式会社GA technologies
<取扱物件・主要エリア>
東京23区、横浜、大阪中心6区
<投資対象>
中古マンション
<物件価格帯>
1000万円台~3000万円台超まで
・J.P.Returns株式会社
<取扱物件・主要エリア>
東京23区、横浜市
<投資対象>
区分マンション(中古)
<物件価格帯>
2000万円前後を中心に、
1000万円~4000万円
以上です。
ちなみに今年、私がお世話になった会社は次です。
1戸目(東京):株式会社日本財託
2戸目(大阪):株式会社GA technologies
もちろん私は同書を参考に、この2社を選んだわけではありません。私なりにインターネットを中心に情報収集した結果、たまたまこの2社だったというだけです。
今後あなたがメールや電話で連絡をされた際に、先方都合で営業担当者が付くと思います。その営業担当者と「会社の信頼」は基本、切り離して考えることをお勧めします。
どういうことかというと、営業担当者と話が合わなかったり、生理的に合わなかった場合は、営業担当者を変更してもらうように、その会社に取り合うことがベターということです。なぜならいくら営業担当者と馬が合っても、会社の信頼性とは関係がないからです。最後に残るのは会社であり、営業担当者は流動的です。
もう少し具体的に説明します。販売会社は基本、自社で物件の管理をします。あなたの購入した物件を管理するのは、その販売会社というわけで、その管理のレベルいかんで、あなたの物件の入居付けや家賃交渉が決まってきます。
ですので販売会社に対しては、いろいろと選考基準はあると思いますが、過度に利益を上乗せせずに、オーナー本位で、購入後の管理をしっかりやってくれる会社が望ましいことは確かです。
同書の著者である山本さんも営業担当者について、こう記されています。
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営業マンが気に入らなかったら、どうしたらいいですか?
はっきりと「担当者を代えてほしい」と会社(担当者の上司など)に伝えましょう。信頼できる営業マンと出会うためには、担当者を変更してもらうことも必要です。
たった1人の営業マンに会っても、その会社のことはわかりません。できれば上司や所属長といった上席の人とも話をしましょう。「上司を呼び出すなんて恐れ多い」と思うかもしれませんが、しっかり希望を伝えましょう。
不動産という高価な買い物だからこそ、十分な情報を得たうえで判断すべきです。そして本当に、その不動産会社が自分の要望に寄り添ってくれるかは、上司を含めて会社全体を見て確かめてみる必要があります。
(同書より抜粋)
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上司も上席も親身になってくれなければ、そのときはその会社とのお付き合いを止めればいいのだと思います。また上記に載っていない会社でも、おそらく信頼できる会社はあるはずです。「不動産の教科書」も同書で次のように言っています。
「今後、書籍の改訂版を出すタイミングなどで、毎年12社を選定しなおす予定です。そのため、2021年以降は掲載企業が入れ替わる可能性もありますので、その旨ご了承ください」
繰り返しになりますが、あなたが不動産投資に関心があり、しかしどの会社が信頼がおけるかがわからない場合は、2020年、取り急ぎ上記12社から選んでみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。