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成功の要諦

どんなジャンルも、成功の要諦は決まっているのではないでしょうか。それは「定石を継続する」です。

 

定石(じょうせき)とは、将棋でよく使われる言葉で王道とか最善の手法をいいます。この定石について、最近のトレンドで一番適すると思うことが、積立投資における「ドルコスト平均法」です。

 

投資でリターンを出すには、インデックスファンドにおけるドルコスト平均法以外に方法はないと思います。もちろん一時金がたんまりある人は、積立投資ではなく、一括投資も手ではありますが、凡人戦略としてはドルコスト平均法が一般的かつ無難です。

 

しかしメディアは売り上げをつくらないといけないため、奇をてらってきます。奇をてらわなければ誰も見聞きしてくれないため、当たり前と言えば当たり前ですが…。以前からテレビがその代表格でしたが、最近はSNSYouTubeなどがその代替です。

 

だからです、一部の成功者が名著や古典が実践読書として重宝されるのは。結局成功の要諦は昔から変わっていないため、わざわざ最近のベストセラーを見なくても、一次情報の名著(古典)を読めば事足りるだけでなく、余計な情報を入れない分、純度が担保できます。それこそが王道であり定石というわけです。

 

先ほどドルコスト平均法を出しましたが、例えば不動産投資も同様です。私はワンルームマンションの購入を2年前からやっていますが、このワンルームの購入もタイミングを選んでも仕方がありません。買えるときにできるだけ早く買っておくこと、それが定石です。それを「価格が下がってから」とか「金利が下がってから」、「もっと立地のいい場所だったら」など、先延ばしにすればするほど、メリットも遠ざかります。

 

確かに大きな買い物ですので妥協して買うのはよくありませんが、時期を待つことはよほどのことがない限りナンセンスです。例えば「価格が下がったら」と言っても、価格が下がるということは、景気が悪いときだと思いますから、いざ購入しようとしても銀行はお金を貸してくれない可能性が高いです。また「金利が下がったら」というのも、下がれば皆購入したがるわけなので、競争が激化します。極めつけは、購入を検討してから実際に購入するまで、家賃が受け取れない損失が発生することです。

 

早く買っておけば、そこから基本、ずっと家賃収入が受け取れ、それを返済に回すことができます。返済に回した分だけ自分の資産は拡大するわけなので、その間の資産形成がスポイルされることを頭に入れなければなりません。

 

つまり毎年、もしくは2年に1回など、定期的にワンルームを購入することが一番リターンの拡大に寄与する方法です。まさに不動産版のドルコスト平均法。外部環境や金利情勢は誰にもわかりません。わからないならわかろうとするのではなく、機械的に定期購入するのが一番、機会を得られる最善手となります。

 

健康もしかりです。野菜や果物の摂取は、健康に寄与することが科学的に明らかになっています。エビデンスがきちんとあるわけなので、淡々とそれを食べつつ、適度に運動をすればいいだけです。何も面白みはありませんが、成功の要諦はまったく面白みのないことで埋め尽くされており、だけれども人は成功を欲する、そこを狙ったビジネスが「奇をてらう」です。まさにダイエット業界の縮図があちらこちらで行われているようです。

 

最後に人間関係にも触れておきます。人間関係を円滑にする定石は何でしょうか?やはり「挨拶」ではないでしょうか。挨拶から始まり挨拶で終わる、挨拶に気持ちよさを工夫することこそが定石中の定石だと思います。

 

成功の要諦

 

古典や名著に触れ、本質や基礎を抑えさえすれば、雑多な「奇」に振り回されなくてもよくなります。それよりも実践・実行を工夫することです。それが凡事なら「凡事徹底」です。きっとその先に、凡事を徹底しなければ見えない景色が見えるはず。私も凡人代表として、「凡事徹底」に努めてまいります。あなたはいかがされますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。