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緑茶は「茶殻」まで!

当ブログで何度かお伝えしましたが、私は毎朝 緑茶を2杯飲む習慣があります。そしてこれは言っていませんが、実は「茶殻(ちゃがら)」もいただきます。「茶殻(ちゃがら)」とは、茶葉を漉(こ)した残りです。

 

私はおそらく10年前くらいから朝の目覚めに緑茶を飲み始めましたが、「茶殻」まで食べることになったのは、2018年10月に観た健康番組がきっかけです。番組名は「林修今でしょ!講座」です。

 

放送の中で緑茶に含まれる「カテキンポリフェノール」を余すことなく取り入れる方法として「茶殻(ちゃがら)」も食べる」ことが紹介されました。一瞬"マジか⁉"と驚きましたが、翌日からやってみると、そんなに抵抗がなかったため、もう2年半ほど続けています。

 

私が(茶殻も食べることを)試そうと思ったのは、それ以前から確かに茶殻を捨てるのはもったいないと思っていたことと、茶殻にもカテキンが6割ほど残っていると先生が言っていたからです。

 

緑茶で有名な成分はカテキンビタミンCです。どちらも水溶性のため、普通に茶葉を漉し、淹れるだけで、つまり緑茶飲料として飲むだけで取り入れられます。しかしカテキンで言えばそれは4割ほどで、6割は茶葉に残ったままと言われます。

 

私はこれは健康的にももったいないと思うのと、番組では触れていませんでしたが、おそらくビタミンCも茶葉に残ったままでしょう。また茶葉には油に溶ける脂溶性もあり、β-カロテン、ビタミンE、クロロフィル食物繊維などがそれにあたります。

 

簡単に解説すると、β-カロテンは人参の2,4倍も含まれ、体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは視力の回復や髪・肌・爪の成長を促します。ビタミンEはほうれん草の25倍も含まれ、抗酸化作用や血行の改善を促します。クロロフィルは胃の働きを整え、抗菌・抗酸化作用を促します。食物繊維は整腸作用を促し、便秘の予防や改善が期待できます。また昨今は脳腸相関といい、腸内環境を整えることが、脳の働きやメンタルに影響を及ぼすと言われています。

 

さて、私はどのタイミングで「茶殻」を食べるのでしょうか?

 

それはお茶を淹れて"すぐ"です。私の淹れ方は独特で、まずマグカップに直接茶こしをセットします。そして茶こしに茶葉を入れ、熱湯を注ぎます。熱湯を注いだら、すぐにスプーンで茶葉を押しつけるように漉(こ)します。いい加減に濃くなったところで、「濃い緑茶」として飲みます。その後に茶こしに残った「茶殻」をスプーンで食べます。

 

このときに「茶殻」が冷めてしまっては、食べる気がなくなります。ですので「茶殻」がまだ温まっているときが勝負です。しかし茶葉を漉しているときに、冷めてしまうこともあるため、そのときは10秒~20秒ほどレンジでチンします。

 

番組では、緑茶を研究して何十年というおじいさまが、茶殻を食べていましたが、私のようにダイレクトに食べる方法ではなく、以下のメニューを紹介されていました。

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・茶がらチャーハン

・茶がらスムージー

・茶がらとジャコの和え物

・茶がらポン酢(お茶がら+かつお節+ポン酢)

・茶がらを入れたてんぷら

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 番組では夫婦でとても美味しそうに食べていました。

 

私は自分で料理をしないため、また面倒くさがりのため、そのままダイレクトにいただきますが、あなたが(茶殻を食べることに)関心があり、調理が面倒でなければ、上記を参考に試していただければと思います。

 

次回は緑茶のカテキンポリフェノールについて、少し掘り下げます。実は一口に「カテキン」といっても厳密には8種類が存在します。また緑茶を飲むことで大きく6種類の効果を期待できます。

 

本日は「茶殻(ちゃがら)」をテーマにしましたが、普通に考えて茶殻までいただく人はいないに等しいです。いくら茶殻に栄養が残っていたとしても、それを食べようとは思いませんし、味や感触として食べられる人の方がごくわずかです。

ついては、無理はなさらずに、普通に「緑茶」を飲料として飲めば、飲まないよりはずっと健康的に栄養が摂取できます。次回はその一助となれば幸いと、お届けします。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。