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お勧めで意外な「休憩法」

物事を処理するうえで、タスク管理やTO DOリスト、時間活用法など、さまざまな用語が使われます。タイムアロケーションという言葉もあります。

 

いずれにしても1日を有効活用するには、休憩をうまく活用し、脳科学的にも最適な方法でやりくりしたいものです。そこで本記事では、休憩や気分転換に意外に有効と思われる方法を紹介します。

 

それが「どうせやろうと思っていたことやること」です。

 

これは前回・前々回と立て続けにご紹介した山口真由さんがお勧めされる方法です。

 

私自身も日頃から自然とこの方法を取っていて、とても有効に感じているため、あなたにも参考になればと思い、紹介します。

 

まずスマホ等のメモ帳に「隙間時間にできること」を入力しておきます。また隙間時間でなくても、外出時や自宅時など、場所別にも書き留めておきます。そして普段からそのメモ帳を見る癖をつけておきます。

 

そして何かに疲れてきたときや、気分転換を図りたいとき、小休憩のときなどに、そのメモ帳に載っているリストをサクサクやっていきます。一例で掃除や買い物、軽作業や雑務などです。

 

わざわざ集中がのっているときにやることでもないことが対象です。その対象は人によってさまざまで、仕事かプライベートかによっても変わります。

 

実は脳科学的には、休憩というのは身体を休めることや、仮眠、散歩などだけが適するわけではありません。受験生で言えば、国語や数学、英語など科目を変えればそれじたいが休憩になります。それと同じで、身体を休めることだけにとらわれず、一見 傍から見れば休憩になっていないことも、当の本人は気分転換になっていることは多々あります。

 

逆に体を休めたり、散歩をすることが、実は気分転換になっていない場合もあります。休憩時も「心の持ちよう」ということです。

 

私事でいえば、家計簿や写真(画像)の整理、副業で申告する交通費の整理などがあります。だいたいExcelで処理することが多いのですが、それらはちょっとした隙間時間に終わらせられます。どうせしないといけないことは、気分転換に活用するというのが効率的です。

 

この「どうせやろうと思っていたことやること」のいいところは、スッキリとした気分を味わえる点にあります。それまで行っていたタスクから離れた気分転換と、別のタスクを処理できた達成感、この両者を合わせられるところに時間効率の旨味が訪れます。

 

最後に山口さんのお言葉です。

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そこで、わたしが実践しているおすすめの方法を紹介しましょう。それは、なにかの合間の気分転換に、そんな「どうせやろうと思っていたこと」をやることです。

 

「それって休憩になるの?」

 

そう思われるかもしれませんが、じつは「どうせやろうと思っていたこと」を放置しておくことほど、ストレスを溜めるものはありません。逆に、そんな用事を仕事や勉強の合間にさっさと片づけてしまうと、心がすっきりして、とても良い気分転換になりますよ。

 

しばらく連絡していなかった実家に、ちょっと電話を入れるだけでいいのです。友達と雑談するのも良いのですが、そんなときこそ「やろうと思っていたこと」を片づける絶好のチャンス。そして、気分良く仕事や勉強に戻っていきましょう。

 

(山口真由著「賢い頭をつくる黄金のルール」より抜粋)

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 傍目より自分の心が主人公です。一般的に言われることや、世間が行っていることに惑わされず、自分が満足する休憩法を追求することが一番良い方法だと思います。

 

お勧めで意外な「休憩法」

A. どうせやろうと思っていたことやること

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。