音楽を聴いて「アルファ波」
あなたは普段に音楽を聴かれますか?
下の記事は、自律神経の第一人者小林弘幸先生とミュージッククリエイター・大矢たけはるさんの共著「医者が考案した聞くだけで自律神経が整う15曲」の中から心身の不調を解消するヒントを紹介しています。
記事によれば音楽を聴き始めると、脳内には心身がリラックスするときに現われる「アルファ波」が出るとのこと。
ではいったいどんな音楽が脳内を「アルファ波」にするのでしょうか?
小林先生はズバリ ”自分が好きな音楽" と言われます。
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私は、自分が好きだと思える音楽を聞くのが、いちばんよいことだと思っています。
この音楽を聞くと気分がよくなる、元気になるというものなら、どんなジャンルの音楽であっても自律神経によい影響を与えるでしょう。
私の場合、ホッとするような音楽を好んで聞きます。過去をイメージすることで、振り返りながら元気づけられる音楽が、自分の好きな音楽のようです。
このような音楽を聞いていると、自然と呼吸が安定していくのがわかります。このように、普段なら自分がよいと思う音楽を聞いてください。
(毎日が発見ネットより抜粋)
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小林先生の最後の言葉に着目してください。"普段なら"という言葉を使っています。
どういうことでしょうか?
人はショックなことが起こったり、問題を抱えているときにあまり音楽を聴く気分になれません。それはおそらく "音楽などの気休めが通じる状態ではない" とどこかでシグナルを発しているからだと思います。
実はそんなときほど音楽の力を借り、脳内にアルファ波を呼び起こし、気分を転換すべきと小林先生は言われます。しかしどんな曲なら抵抗感なく入っていけるのでしょうか?
小林先生は次の10曲を勧めます。
●「テネシーワルツ」
●「ラ・ノビア」
●「アメイジング・グレイス」
●「ダニー・ボーイ」
●ルベッツ「シュガー・ベイビー・ラブ」
●イーグルス「デスペラード(ならず者)」
●荒井由実「卒業写真」
●福山雅治「Beautiful life」
●サザンオールスターズ「tsunami」
確かに普段聴いている曲を、落ち込んだときに聴きたいとはあまり思いません。上記の10曲もそうですが、落ち込んだとき用の曲目リストなるものを作成し、そのときだけ聴くようにすれば、けっこう効用が長持ちする気がします。
音楽が奥深いと思うのは、ジャンルがいくつもあることです。J-POPだけよりも、クラシックだけよりも、気分に応じてあらゆるジャンル、その中でもあらゆる曲から、気分にマッチした曲をピックアップし、マッチした暁には本当に気分が安らぎ、それだけでなく逆に持ち上げてさえくれます。
しかしいくら自分が好きな曲でも聴き過ぎは飽きにつながり、効用を薄くさせるため、できればあらゆる曲を用意し、気分に応じて聴き分けることが長持ちの秘訣に思います。また日ごろから最新曲や新規の発掘にも気を配れるとプレイリストの入れ替えや増加にもつながり、新鮮な気分を創ってくれることと思います。
「音楽を聴いてアルファ波」
私たちは人間は素手から道具や機械を使うようになり、今日まで生き延びてきました。現在はそれに「情報」が追加されますが、そのように外部の力をいかに自分に有効に働かせるかが「その時の自分の気持ち」を決め、ひいては「1日の自分の結果」を決めます。
「好きな曲でアルファ波」
音楽を味方につけ、「今日」を前向きに快活に生きてまいりましょう!
次回は私のお勧めのインストゥルメンタル曲をお届けします。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。