心の戦士!~心が前向きになる言葉~

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人間の器

年々歳を重ねるごとに器が大きくなる人と変わらずの人がいます。ストレスを溜めやすい人はとかく器が小さい特徴があります。何かと癇癪を持つ人は、周りは気を使ってくれるかもしれませんが、物理的な距離が離れればとたんに連絡が来なくなります。本人は気づいていてもどうにも修正できず、周りが自分から離れていっても治せないもの。それくらい器を大きくすることは難しい所業です。

 

こんな言葉をご存じでしょか。

「人に好かれようとするのではなく、あなたに好かれていると人に思わせることに注力しよう」

 

恋愛の話ではなく、人間関係全般に言えることです。器の大きい人はこの言葉を実践する人で、相手は自分の写し鏡であることを体験として知っているのです。確かに自分が苦手と思っている人でも、相手から笑顔で快い対応をされればまんざらではなくなります。むしろ倍返しで好印象をもってしまうかもしれません。それくらい相手の対応しだいで私たちの心は揺れ動きます。ですからできる限り相手を嫌いにならないよう、また嫌いになっても公の心をもって接せられるよう、自制とコントロールが大切です。

 

ところで人は自分から迫っていける人と受け身の人と2種類に分かれます。自分に自信がある人は前者のタイプが多いですが、後者のタイプが自信がないというわけでもありません。単純に受け身というタイプなだけで、そういう人にはこちらが好いているという意思を示して初めて人間関係が始まります。

 

自分から相手に"好いている"ことをアピールするには、「~であるべき」というべき論をもたないことです。アンガーマネジメントでよく言われることですが、このべき論を持つ人はいろいろなところで排他的な扱いをしてしまい、小さく狭い世界で過ごしがちです。波長が合う人と深く付き合う分にはいいかもしれませんが、人間の器としてははなはだ疑問です。

 

私も社会人になって20年が経ちますが、自分になんらかの願望があればあるほど、人間関係の重要性に気づかされる感じで、今でもそのような日々を過ごしています。親から受け継いだ自分なりのこだわりは、とくに捨てなくてもいいですがそれが足かせとなってはいけません。人の数だけ親がいて遺伝も違います。自分は人から見ればワンオブゼムです。客観的に自分の相対的な位置をわきまえ、相手を許容する懐(ふところ)を育てたいものです。それを育てれば育てるほど、私やあなたの願望もきっと実現しやすくなると思います。

 

人間の器

 

結局人はいつの時代も器の大きい人にはかなわないのではないでしょうか。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。