目標達成の要諦
京セラ創業者の稲盛和夫さんは、著書『誰にも負けない努力』の中で、リーダーの"あるべき姿" 、リーダーの"心構え"について下記のように仰っています。
「"どうしてもこうありたい" という強烈な願望、"なんとしてもやり遂げる" という強い責任感、さらには部下に夢を語り、全員を燃え立たせるような情熱をもって、目標の実現を目指してく。━ 朝から晩まで1日24時間、毎日いつもどうにかして目標を達成したいと考えている、そのようなリーダーの「ど真剣さ」が目標達成の鍵となるのです」
さらに目標達成に向けての心構えとして、昭和の哲人中村天風さんの下記の言葉を引用されます。
「新しき計画※の成就は 只不屈不撓の一心にあり。かるが故に心に心して常に心に、気高き理想と高級なる想像とを強烈に抱かしめよ。さらばひたむきに、只想え、気高く、強く、一筋に」※目標
最近の自己啓発書では、読者に飽きられないよう、さまざまな職業人が、さまざまなアプローチを展開しています。が、やはり王道は、根本は、心の底から発せられた、気高き意志、燃えるような情熱にあるのだと思います。
小手先のテクニックも大事でしょう。
アプリなどのITツールも大事でしょう。
どんどん使い利用すればいいのだと思います。
しかし「木」で例えると、根っこや幹がしっかりしていないところに枝葉も花もありません。台風や豪雨に絶えられません。
気高き意志、燃えたぎるような情熱があれば、目の前の誘惑など一蹴、雲散霧消に吹き飛ばします。
今一度、昨今のこねくり回した理屈ではなく、どストレートな心の叫びを聴いてください。「今日」という二度と還らない時間に、全身全霊で体当たりしてください。
最後にもう一度、中村天風さんのどストレートな言霊をお届けします。
「新しき計画の成就は 只不屈不撓の一心にあり。かるが故に心に心して常に心に、気高き理想と高級なる想像とを強烈に抱かしめよ。さらばひたむきに、只想え、気高く、強く、一筋に」
気高き理想と高級なる想像を強烈に抱け!
さらばひたむきに只想え、気高く 強く 一筋に!
引用・参考文献