心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

MBが「好き」な事をする理由

前回の記事に引き続き、MBさんの著書「もっと幸せに働こう」からMBさんが会社員を辞め、好きな仕事を始められた理由を紹介します。私は著書を拝見しただけなので、実際のところはわかりませんが、根っこの根幹を成すところは掲載されていたため、参考になると思います。

 

2018年12月26日(同書が出版される9カ月前)にMBさんのお父様が亡くなられました。病名は筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病で、入院してわずか半年だったそうです。ALSは体中の筋肉が少しずつ機能しなくなるため、最初は手、足といき、最後は呼吸に必要な筋肉も奪われます。ですので見舞うMBさんとも最後は会話ができず、表情も変えられず、意志の疎通もできなくなりました。

 

しかし最後の最後でお父様がMBさんに言い諭した言葉、それが下記です。

 

好きなことやれ。俺みたいにいつこうなる(病気になる)かわからないんだから」

 

筋肉がうまく機能せず、呼吸も発声もしにくい中での言葉だったそうです。瞬間、MBさんにとって生涯忘れられない言葉となりました。

 

当ブログでも時間の有限さは都度都度訴えていますが、改めて実話の会話を伺うと実感として伝わります。よく考えたらこの「好きなことをする」は尊いことだと思い知らされます。例えば中学生のときに好きな人がいて、その好きな人と話したり遊んだり、思い切って告白したり・・、そんな体験を20年後の同窓会に棚上げする人がいるでしょうか? 仮に棚上げし 同窓会で再会したとして、内面も外面も何もかも違う中でどうしたらいいのでしょう? 

 

しかしこれと似た感じで "定年退職後" というのは今でもちらほら使われます。私も会社員ですので確かに退職後にしかできないことは一部理解できます。しかし "可能な限り今したいことは 今しておきたい" 。MBさんのお父様の言葉で再確認しました。

 

あなたの生活下におかれましても、有限感覚の鮮明さに 当記事がお役に立ちましたら幸いです。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

引用・参考文献

f:id:leonet0702:20200105160902j:plain