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"苦しい"ときこそ動く⁉️

人生で苦しいときや辛いときは一般的に、小休止を取ることを勧められると思います。以前に紹介したヒロミ・藤田晋さん著「小休止のすすめ」でも、そのような主旨が内容です。

 

しかし最近読んだ「不動産投資は自分らしく生きる道具」の著者 杉原杏璃さんはその逆を突きます。

 

杉原さんはグラビアタレントとして雑誌やバラエティ番組に多数出演、そのバックボーンに投資家の顔を持ち「株タレント」としてご活躍。

 

私が杉原さんを最初に知ったのは「ニュース女子」というTOKYO MXで放送されていた番組です。(現在はMXでの放送は打ち切られ、DHCテレビとして放送されています)

 

番組で株の話を織り交ぜられ、別の番組でも株で1億円を稼いでいると言われていたため、彼女の前著「株は夢をかなえる道具」も読ませていただきました。

 

彼女は広島県福山市から上京し、グラビアアイドルとして仕事を始めます。少しずつ仕事が増えつつも、先行きの不安は消えたことがなく、それを埋めようと株式投資を始めます。小さな失敗を重ねながら要領を覚え、堅実に利益を積み増してきたとのこと。

 

とてもしっかりした方で、実際本を読んでもそれが伝わります。

 

さて、本日はそんな彼女が "苦しいときほど動いてみよう" と言われる理由を紹介します。

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実は、私は30歳になるころ、精神的に不安定になって、パニック発作を何回も起こしていました。

「もうそろそろ、グラビアアイドルを引退しないといけないかも。そうしたら、私には何が残るんだろう」「引退するまでに、あと1年でこれをやって、来年はこれをやって・・・でも、目標を達成しちゃったら、何をすればいいんだろう」

 

そんな風に考えれば考えるほど、どんどん不安になって、感情をコントロールできなくなってしまったんです。

 

飛行機に乗れなくなってしまったり、車で移動している途中に怖くなって車外に飛び出したくなったり・・・。タクシーで移動する最中に救急病院に駆け込んだこともありました。

 

それまでは自分は人一倍強い人間だと思っていたので、そんな風に混乱している自分をどうすればいいのか分からず、ますます追い詰められていきました。そのときは心療内科のいい先生に巡り合えて、薬を飲んだら回復しました。

 

元気になってまず思ったのが、「今、何も動かないでいたら、本当にダメになっちゃう」という危機感。

 

そして始めたのが、補正下着の事業です。

 

(中略)

 

「自分にはあとがない」という思いがあったからこそ、補正下着の事業に打ち込めて、何とか年商2億円のビジネスに育てることができました。おかげで、グラビアを卒業するときは心乱れることもなく、次のステージにシフトできました。

 

(中略)

 

そんな経験を踏まえて、今の私は「苦しいときほど動く」ことにしています。

 

マグロは泳ぎ続けていないと死んでしまうと言われていますが、私も動き続けていないと、どんどん自分らしさを失っていく気がします。

 

今でも私は、「5年先の自分は仕事がないかも」と不安に襲われそうになります。そんな不安な気持ちを打ち消すためにも、次の種まきをせっせとしています。

 

皆さんも、不安な時期こそ、思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。投資もチャレンジしないと成功はありません。不安で不安で仕方のないときにこそ動かないと、お金は減る一方です。

 

何もない平坦なときは、却って「もっとお金が貯まってからにしよう」と先延ばしにしがちなので、こういうタイミングでないと一歩踏み出せないような気がします。

杉原杏璃著「不動産投資は自分らしく生きる道具」より抜粋)

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いかがでしたでしょうか。

 

まったく「小休止」とは真逆のスタンスです(笑)

 

杉原さんは、ご自身でも言われましたが、株タレントや投資家の顔だけでなく、補正下着の経営もされる事業家の顔もお持ちです。

 

小休止が一つの解なら、"ここぞ"とばかりに動くことも一つの解なのでしょう。人生や生き方に正解はありませんから、その人の性格や環境、バイオリズム等でスタンスは変わっていいのだと思います。

 

私が本日 あえて杉原さんの「苦しいときこそ動く」事例を取り上げたのは、一般的には「小休止」を取ることが勧められるなか、"そうでもない"スタンス(成功事例)も知っていただきたかったからです。

 

同書の最後、「おわりに」の項でも、彼女は またこのことに触れています。

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私が30代の頃ころ、精神が不安定だったとき、思い切って始めたのが補正下着の事業でした。つらいときに動くと、いいことがあるんだとそのとき思いました。

 

経済が不調のときこそ、投資をスタートさせる絶好のチャンスです。「底」から始めれば、景気が上向くにつれて、上がっていくだけですから。

(同書より抜粋)

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会社員でも、一度休むと、もう一日、もう一日とずるずると休みを取る人がいます。そういう意味では、小休止も大休止となり、しまいには伸び切ってもう戻って来れなくなる、というリスクもないことはありません。

 

何度も申しあげますが、正解や正しさはありません。

 

私の勤め先の話しですが、今年の4月中旬から部長(責任者)が休みを取り始めました。自粛期間が終わった5月下旬からも一向に出社されず、私たちが理由を伺っても、上層部は病欠として答えてくれません。

 

それが2,3日前にその部長から各スタッフに手紙が届きました。手紙の中身には病名が記されており、それが "うつ病" 。実家に帰省し服薬しながら静養されていたとのこと。それが最近に 診断をした先生から復帰の許可がおりたのか、夏季休暇明けに社長や取締役との面談で許可がおりれば、8月下旬から復帰をするつもり・・との内容でした。

 

私は一スタッフとして責任を感じるとともに、とにかく復帰の意思をもってくれたことに安堵を感じました。またいっしょに仕事ができることを楽しみにお待ちします。

 

彼(部長)は実際に病気を患ったために、約4ヵ月もの間、静養したわけですが、杉原さんも病気の診断こそなかったものの、「静養する」という選択もあったはず。それでも彼女は"今 動かなければ、本当に堕落してしまう"という衝動が強く気持ちを占拠し、それが奏功したという事例です。

 

病気なら仕方ありませんが、そうでない場合は、周りが静養を促しても、あなたが何かに"動き出したい"と思った場合は、杉原さんの選択を思い出し、実際に動かれてもいいのではないでしょうか。何かを始めてみてもいいのではないでしょうか。

 

大切なことは体を休める・休めないの違いはあれど、心を何かに充実させられるか否か、そこが気持ちの整理ならびに気持ちを前向きにするポイントのように思います。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

杉原杏璃さんのプロフィールです

fit-fan.co.jp

杉原杏璃さんのオフィシャルブログです

ameblo.jp