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"こだわり"の重要性「武尊VSレオナ・ペタス」

5日前に格闘技界(K-1)に一種の激震が起こりました。K-1で3階級制覇を果たし、現スーパーフェザー級王者 武尊がKrush同級王者・レオナ・ペタスを2R KOで打ち破ったからです。

 

武尊はプロになってからは無敗を貫き、レオナ・ペタスは過去に何度か敗戦はあるもの直近は9連勝中と波に乗ります。3月28日(日)の試合前までは、各メディアはこぞって話題に取り上げ、理由は武尊が RISE世界フェザー級王者 那須川天心との試合を見据えていたこと、そしてレオナ・ペタスがこれまでの挑戦者と毛色が違っていたためです。

 

毛色が違うというのは、武尊に比べ、身長が高いことや腕(リーチ)が長いこと、石の拳と言われるハードパンチャーであることです。同じような背丈やタイプでしたら、武尊に分があることはK-1をご存じの方でしたらだいたいわかります。しかし今回はタイプが違っただけに、さすがの武尊も負けるのではないか、とそわそわしました。

 

そして武尊が負ければ、おそらく那須川天心との夢の対決は実現しないことになります。今回の「武尊 VS レオナ・ペタス」戦は、天心ファンにとっても見物の一番でした。

ちなみに那須川天心といえば、2018年の大晦日に行われた ボクシング5階級王者・フロイド・メイウェザーの対戦相手だった人物です。そうです、あの那須川天心です。

 

天心も武尊と同様、メイウェザー戦を除けば無敗を貫き、2014年のプロデビュー以降、数々の王座を獲得、現在はRISE世界フェザー級王座に立っています。

 

話を「武尊VSレオナ・ペタス戦」に戻しましょう。今回の両者はリーチ差が7センチと身体上は完全にレオナに分がありました。しかし1Rから両者はローキックで牽制し合うも、武尊がこまめに間合いを縮め、得意の接近戦にもちこみます。そして打ち合いとなるや、うまい具合に左フックのカウンターが入り、レオナは後頭部からきれいにダウン。そのダウンを引きずり、2Rも打ち合いでKOされ、試合は終了。

 

本記事で申し上げたいことは何なのか?

 

それは(勝利への)"こだわり"の重要性です。打ち合いでも武尊は何度か硬いパンチをもらい、のけぞる場面も見られました。しかし前へ攻めていく姿勢が半端なく、レオナは圧を感じざるを得なく、受け身な打ち合いを余儀なくされました。

 

試合前からレオナはダウン覚悟で打ち合うと宣言していましたが、実際のリング状では、私の目からは気迫で武尊が圧倒していたように思います。

 

同じ「パンチをもらう」でも、積極的と消極的ではダメージはまったく違います。武尊の接近戦での打ち合いは、いつも打たれることを前提に向かいます。相手としては当たっているのに前に出てパンチを繰り出してくるのですから、たまったものではありません。実際にレオナは試合後に、武尊選手の印象を聞かれ"強かった"と認めています。

 

私は武尊選手以外のK-1の試合もこまめに観ていますし、武尊選手の試合はほぼ全試合を観ていますが、プレイだけでなく、舌戦や記者へのコメントも含め、武尊選手ほど勝利への"こだわり"を感じさせる人はいません。

 

"こだわり"の重要性

 

私たちの日常においても、自分を自分足らしめる、何かしらの"こだわり"をもって生きることが、自信形成ならびに他者との比較から解放される術(すべ)になります。

 

"こだわり”がその人を突き動かし、ときに人生を決定づかせます。傍からわかる"こだわり"なら、人からの評価や印象はその"こだわり"をもってなされると思います。

 

今一度、自分は何にこだわっているのか、何にこだわりたいのかを整理し、それが人生の価値観ですので、その価値観を大切に、人生の根本に据え、自分を満足させることから、他者への思いやりを育みたいところです。

 

私も毎日"こだわり"をもって5年以上、いや10年以上でしょうか、続けていることが何種類かあります。その"こだわり"は、人から見ればどうでもいいことだと思います。しかし私は人の人生を生きているわけではなく、自分を生きています。よって日に新たに、同じことを継続しています。

 

この自分の"こだわり"を貫くことのメリットは、一見、普段はわかりにくいですが、なんと人生の逆境や苦境のときに、大いに発揮されます。

 

"こだわり"習慣が、萎えた心を復活させてくれます。

"こだわり"習慣が、落ちた心を持ち上げてくれます。

"こだわり"習慣が、病んだ心を晴れ晴れとさせてくれます。

 

いい意味での「自分は自分でしかない」という割り切りが、その"こだわり"から湧いて出ます。

 

"こだわり"の重要性

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

参考動画

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