「コーヒー」と大腸がんリスク
私は以前にこんな記事をお届けしました。
コーヒーつながりでは、次の記事もお届けしました。
さて、本日は「コーヒーと大腸がんリスク」についてです。
結論、コーヒーは大腸がんリスクを下げることが明らかになりました。明らかにしたのは「米国ハーバード大学関連のダナファーバー研究所の研究グループ」です。
今回の実験では、被験者は大腸がん患者の中でも特に進行がんや転移の起きている人(1171人)が対象。対象者にコーヒーを飲んでいただき、その後のがんの進行度を確認。すると驚くべきことに、がんの進行状態に限らず、すべての進行状態に「コーヒーの飲料が増えると、がんの進行するリスクが低下する」という結果が当てはまったのです。
その後の追跡期間(平均5,4年)でも次のような結果になりました。
●1日1杯のコーヒーを飲んでいる人では、まったく飲まない人と比べると、病気の進行のリスクは5%低下、死亡率は7%低下。
●1日2~3杯のコーヒーを飲んでいる人では、まったく飲まない人と比べると、病気の進行のリスクは18%低下、死亡率は18%低下。
●1日4杯以上のコーヒーを飲んでいる人では、まったく飲まない人と比べると、病気の進行のリスクは22%低下、死亡率は36%低下。
なんということでしょう。コーヒーを飲む量とがんの進行リスクが顕著に反比例しています。この実験の真新しいところは、今(いま)現(げん)に大腸がんを患っている人にも効果が発揮されることを証明したことです。まことしやかに流れる予防法や健康食品の類ではありません。
記事では今後、「大腸がん」以外にも研究を進める可能性があると記されますが、大腸がんは男女ともに罹患率がBEST3に入るほど恐い病気です。よって、大腸がんだけでもリスクが下げられるならありがたいお話しと私は頂戴しました。
あなたがコーヒー好きでしたら、今回の実験結果は朗報になったと思います。ぜひ参考にしてみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
引用・参考記事