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金銭的ミニマリズム

断捨離ほどでないにしろ、ミニマリズムはあいかわらず一定の人々に支持されているようです。例えば私がやっているワンルームマンション投資。私が住むなら20平米以上は正直マストですが、バブル期に建てられた三点ユニット(バス・トイレ・洗面台が同室)の部屋は、20平米を切る18平米や16平米など多いです。しかしです、東京23区は、そういった部屋でも空室率が平均40日~50日ほどです。もちろん駅近や事故物件でないことなどに限りますが、それでも需要はあるのだと思わざるを得ません。荷物が多ければ、ぜったいに20平米未満には住めないと思います。

 

本日は金銭的ミニマリズムについて。

 

アメリカの政治家・発明家・ 印刷業者・文筆家・科学者・物理学者として有名なベンジャミン・フランクリンという人物がいます。アメリカ建国の父と言われ、彼の残した言葉は多数に現代まで受け継がれ、その一つが次になります。

 

「いらぬ物を買えば、いるものを売るに至る」

 

なんと言い得て妙なのでしょう。彼が生きた時代は1706年から1790年です。まさに現代まで受け継がれる名言で金銭の本質を突いています。

 

また別のある本に載っていたことですが、その著者があるお金持ちに抱いた言葉が次です。

 

「お金持ちは欲しいものは買わず、必要なものだけを買う」

 

なるほど…。確かにそういうお金持ちは一定数いらっしゃると思います。本日のテーマはまさにそれで、『「欲しい」と「必要」を区別しよう』です。

 

ミニマリズムは「自分が本当に欲しいものを、最小限に最適なもので揃える」という風に解釈するなら、金銭的ミニマリズムは「自分が本当に必要に迫られたものだけを、最適なもので揃える(買う)」となります。

 

ということはです、必要に迫られていないものは基本的に買わず、貯金や投資に回すということになります。資産を増やすのが目的ではなく、ミニマリズムというスタイルがそうさせます。

 

お金と時間は密接に関係しているため、消費が減れば時間が増えます。金銭的ミニマリズムはそういった意味で、何かを作る人向け、何かを作りたい人向けの金銭スタイルです。空いた時間で何もすることがなければ、時間を埋めるために何かのサービスを受けてしまうのが人間の性です

 

一つだけで完結するものはなく、すべてはつながっています。人生を変えるためには、すべての順繰り、つながりを理解し、覚悟を決めてそのサイクルを回すことです。私は毎食の食費はケチりませんが、お茶代はケチります。例えば一人で街を歩いていてのどが渇いた場合、スタバなどには入りません。コンビニのお茶で済ませます。服もケチるというより、買う頻度が少ないです。このように使うところと使わないところのメリハリがしっかりしています。それは人生を支える金銭哲学として重要なことだと思います。

 

金銭的ミニマリズムとは、基本は買わないことをデフォルトとし、必要になったものだけ買うスタイルです。また必要になっても自分の価値観に従った使い方をします。先のメリハリとはそういう意味です。

 

金銭的ミニマリズム

 

私の10年以上前は、毎月の収支は0円でした。多くて1万円。それほどよくわからない交際費や食費等に使っていました。しかし何も残っていません。これほど後悔につながるものはありません。そのときそのときが楽しかったという思い出もありません。「もっと断ってお金を貯めておけばよかった」とか、「自炊を中心にすればよかった」という思いしかないのです。

 

けっしてお金を使うことが悪いわけではなく、自分に価値ありと思っていないことに、無意識レベルで使ったことが、いただけなかったと申したいのです。

 

金銭的ミニマリズムに資産の大小は関係ありません。お金持ちになってもこのスタイルを愛し、自分に納得のいく使い方をますます追求するだけです。

 

「いらぬ物を買えば、いるものを売るに至る」

 

「お金持ちは欲しいものは買わず、必要なものだけを買う」

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。