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「経費削減」の考え方2

私は以前に次の記事を書きました。

 

leonet0702.hatenablog.com

 

有名な投資家ウォーレン・バフェットの言葉を紹介した内容です。掻い摘むと「経費削減」は常日頃から自然と行われるべきもので、腰を上げてやるものではないというものです。

 

本日は前回お届けした竹之内さんの著書「無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語」からお届けします。竹之内さんも同じく「経費削減」について触れられていましたが、意味合いが異なります。竹之内さんの意味合いは「経費削減=投資」という考えです。

 

例えばマッサージ専門店「りらくる」で、足ふきマットが汚れきた事例がありました。店舗のセラピストが取り換えを提案しましたが、足ふきマットは一枚5千円します。新しいものに取り換えることで5千円以上の価値が生まれるのか? その思考を入れることが投資マインドです。この事例では一枚5千円に回収は及ばないと判断し、そのまま使い続けることにしたとのこと。

 

よくお金の使い方には「浪費」「消費」「投資」の3種類があると言われます。そのうちの3つ目「投資」が経費削減を可能とする考えです。

 

私はこれまでファイナンシャル・プランナーが言われる「投資」には、あまり重要さを感じませんでした。しかし竹之内さんの考えに触れることで「投資」の神髄が見えた気がしました。竹之内さんは経費と言われる随所投資マインドを持ち込み、経費対効果を考えられます。この考え方は経営者にとって、とても重要と何度も著書で強調され、逆に世の大半の経営者はこの点があまりに無頓着すぎると釘を刺されます。

 

竹之内さんの話はここで終わりにして、私たちの生活費や支出を考えてみます。どうして私たちは節約が上手く機能しないのでしょうか?それは投資マインドを持っていないからです。投資というとせこせこしているイメージがありますが、元来、投資に値するものしか買ってはいけないという考えも一法です。

 

砂漠を歩いている中で、のどが渇けば1本500円でも1000円でも水を買います。それは必要に駆られているからです。つまり必要を満たすものはその時点で(広義に)「投資」です。砂漠に水で言えば、のどの渇きを潤せれば投資の回収です。問題なのは必要に迫られていない願望・欲望の場合です。

 

「~が欲しい」という感情がそれですが、ここで毎回投資マインドを発揮してみます。その支出額をきちんと回収できるのか? どのように回収できるのか? 

 

しかし回収の基準は意外に難しいことがわかります。そこで参考になるのが「回転」「頻度」です。洋服でいえば、どれほど着るのか? 頻度が少ないならレンタルでいいのでは? 我慢してもいいのでは? など。映画のDVDはもっともわかりやすいです。ほとんどの人は1回しか観ないでしょう、だからレンタルです。わざわざ購入するのは1回以上見ることを前提として、レンタル料金を下回るときだけです。

 

注意点は金額だけが回収ではないという点です。精神的な満足も鑑み、その出費額に精神的満足は追いつくのか、追い越すのか、その観点です。

 

一般的に私たちの収入は限られ、その中でのやりくりが幸福度を決めます。すべてを満たせば貯金額は0かそれ以上(借金)になります。支出の強弱の適正をどう図るか、毎日の支出的課題がそこにあります。その適正にいち早く辿り着ける思考が、毎度の「投資マインド」です。どう回収し、回収できるのか?我慢じゃダメなのか?ほかに回した(支出した)方が回収度がアップするのでは?

 

「投資マインド」が自然と節約を導き、貯金や投資額の捻出につながります。ただやみくもに節約を心がけるのではなく、支出や出費というものは、"回収(回収以上)してなんぼ"という発想を毎度もつこと。それが無駄遣いを回避し、自然と節約する状態をつくります。

 

経費削減」の考え方2

支出(出費)のたび、投資マインドを発揮し、シビアにそこを見定めること。その見定めが自然と節約を可能とします。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。