人生の目的が生活を健康的にする!
埼玉医科大学総合診療内科の廣岡伸隆氏らの研究グループは、「人生の目的が明確であれば、生活習慣を健康的なものにする傾向がある」ことを「BMC Public Health(2021年4月29日)」に掲載しました。
生活習慣の健康度を測る指標として用意されたのは、喫煙や飲酒の有無、運動習慣、食習慣(食品の栄養成分表示ラベルを確認するかなど)、睡眠・休息の満足度、体重管理など11項目です。
人生の目的を"生きがい"と呼ぶなら、"生きがい"がある人ほど、未来もそれを享受したいと思い、節制に励むことは容易に想像ができます。それを実際に研究データとして示された功績は大きく、私たちに「いかに"生きがい"を見つけ、感じることが大切か」を突き付けたように思います。つまり健康的に生きたいなら、今日という1日に"生きがい"をもつことを先決とすべし、ということです。
この考え方を自然に地で行っている人に、堀江貴文さんがいると思います。数々の著書を読めば、常に"いま"に没入する姿勢、そして未来の"いま"も大切にしたいから、病気の予防につとめる姿勢を如実に著わしています。ある動画では「結局長生きしている人が、歴史に名を馳せている」と言われ、私なりに翻訳をすれば「途中でブイブイ言わせても、途中で病気になれば勢いがなくなり、そういう人は世の中に影響を与えずに終わってしまう」となります。
"いま"を大切にし、"生きがい"を同時に感じられる人は、自然と「未来の自分」も大切にしようとし、そこに健康的な生活習慣が生まれるのでしょう。
しごく当たり前と言えば当たり前の話ですが、適度な節制をしない人はいっけん、楽しんでいるように見えますが、実は安定感に欠け、楽しさは続けられない事実が散見することも忘れてはなりません。
大切なことは、健康的な生活習慣そのものに"生きがい"を見つけること、その創意工夫だと思います。
人生の目的が生活を健康的にする!
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引用・参考記事