努力と成功確率
いきなりあなたに質問です。
1回につき10%(1割)の確率で成功する事柄に、10回挑戦できるとしたら、成功確率は何%になるでしょうか?
答えは65,13%です。
計算方法は下記の通り。
不成功率を求めことがポイントです。
1回挑戦したときの不成功率は90%。
2回挑戦したときの不成功率は90%×90%。
3回挑戦したときの不成功率は90%×90%×90%。
10回挑戦したときの不成功率は90%の10乗。
その答えを1で引いた答えが10回挑戦したときの成功率です。
すなわち「1‐(90%の10乗)」が10回挑戦したときの成功率で、それが65,13%。
上記の計算方法を用いて、わずか1%の成功率を99%の成功率にするには、何回の挑戦を要するか?
答えは450回。
1日1回挑戦したとして、450日かければ成功率1%の事柄でも99%の成功率になるということ。
成功率0,5%の事柄では、2000回挑戦すれば、成功率を99,9%にできます。
ヘアカットサロンを多店舗展開している(株)オオクシの大串社長は、上記の事例(計算)を用い、社員に次のように鼓舞します。
「地味な努力と誰にも負けない努力をすれば必ず成功する」
「コツコツやり続ければ、もはや成功するしかない」
加えて、彼が成功哲学の師と仰ぐジェームズ・アレンの言葉も引用します。
「何もせず、何も我慢せず、何かを手に入れることはできない」
こういった教えが末端の店舗スタッフまで行き届いているわけですから、(株)オオクシの躍進、種々の受賞は必然と言わざるを得ません。
挑戦に改善・工夫等を凝らせば、さらに成功確率が高まることでしょう。
これからも(株)オオクシの行方に目が離せません。
引用・参考文献