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「実行力」のある人とは?

ときどき評論家や専門家が経営者を無能扱いする記事を目にします。「経営者としては一流だが、経済のことはとんとわかっていない」といった風にです。しかし逆も言えなくはないでしょうか。「経済知識や評論に長けている人も、これといって何かを生み出しているわけではない」といった感じです。

 

私たちの身近でも、博識の人やそれに近い人がたまにいらっしゃいます。話すたびに“いろいろなことを知っているなー“と感心してしまうような人です。しかしその博識ぶりを鼻にかけたり、前面に出してくる人は、それはそれで鬱陶しくも感じます。

 

つまりどういう人に私たちは魅力を感じるのかということです。それが本日のテーマで、もちろん人それぞれでしょうが、私は「言うだけでなく実行する人」に魅力を感じます。無言実行の人も同じです。

 

そういう点では、読書家を鼻にかけたビジネスパーソンは私の中ではイマイチです。なぜなら私がこれまで出会ってきた中で、読書家が前面に出てる上司で実行力のある人はいなかったからです。

 

以前の上司で「ほめる達人」だったと思いますが、通称ほめ達(ほめたつ)という民間資格の取得を勧める人がいました。確かにそのような資格を取得すること自体は悪くありません。しかし取得の有無と実行の有無はまったく関係がありません。その上司はところどころで発揮はされていましたが、全体的に褒め上手という感じはしませんでしたし、周りからも好かれていませんでした。

 

知識や読書よりも、「愛」の有無が実行力に関係があると思います。目の前の人にどれだけ思いがあるか、帰属する会社にどれだけ思いがあるか、家族や友人にどれだけ思いがあるか、

結局はそんな単純なところに実行力の分かれ目があるような気がします。ということは、「思いのある場所に今、自分は帰属しているか」、「思いのある選択を日々心がけているか」など、その手前の選択が重要になってきます。まずは選択から、そして日々に「愛」の有無のモニタリングをすることが大切です。

 

があれば人を助けられます。人を助ければ自分も助けられます。そうすればまた愛の思いは強くなります。そうやって愛が互いに循環するサイクルが自分の実行力を育ててくれると思います。そのためにもまずは自分に愛を向けること、ここからすべては始まります。自分に愛を向け自分を助ける、その自助の実行が他助の実行を引き連れてくれます。

 

「実行力」のある人とは?

 

「愛」のある人だと思います。その人は自分の心に「愛」が生まれる場所をきちんと選択し、自分に正直に生きています。私もそんな実行力のある人になりたいと思います。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。