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嫌な方を選べるようになる「考え方」

副業アカデミー代表小林昌裕さんの著書『「勇気」と「お金」の法則』で、興味深いエピソードが紹介されていたので、それを紹介します。

 

小林さんがサラリーマン時代だったころ、ある外資系保険会社の営業マンからヘッドハンティングを受けたことがあったそう。その人の年収は3億円。

小林さんはその人に尋ねます。

"どうしたらあなたのように成功することができますか?"

 

その人は自分の給与明細を見せながら、こう言ったそうです。

"な方を選ぶことだよ。そうすればこうなれるから"

 

どういうことか小林さんが尋ねます。

具体例の一つとして「今日はもうお客様のアポ取り電話はやめよう」と思ったら、あと1回は絶対にかける、と決めていたとのこと。

ただしいきなり3回に3回嫌な方を選ぶのは厳しいですよね⁉

そこでその人は3回に1回でいいから嫌な方を選ぶことを小林さんに勧めたそうです。

 

このエピソードを読んだときに、私はすぐさま見城徹藤田晋著『憂鬱でなければ、仕事じゃない』を思い出しました。

見城徹氏も著書の中で「1日の中で憂鬱な予定(仕事)がないと逆に不安になる」というようなことを述べられていました。

 

あたなが「自分を変えたい」「何かで成果を収めたい」と思っているなら、今まで通りの選択では、間に合わないかもしれません。

 

どうしたら、な方、憂鬱な方を選べるようになるか?

 

私の考えは「目標達成」を目の前の快楽、目の前の快適より優先させることです。言い換えると、「目標達成」のために自分を犠牲にするということ。

 

どうしたら、進んで自己犠牲できるようになるか?

 

それは目標達成後の向こう側を見つめること。富士山が目下の目標としたら、エベレストを見つめ、エベレストこそ自分のサイズにちょうどいいと自分の潜在能力をく見積もるのです。

 

目下の目標だけにフォーカスすれば、自分を犠牲にすることのハードルは高くなります。しかしさらなる高見(たかみ)にフォーカスすれば、目下の目標は相対的に小さくなります。

 

そしてそのさらなる高見(エベレスト)に実際に行き着いた暁には、目下の目標(富士山)で恥をかいたこと、手痛い失敗をしたこと、ミスを連発したことなどが貴重な経験としてあなたの自信に刻まれます。貴重なノウハウとして、後輩のアドバイスの材料となります。美しい思い出として、風景を彩ります。

 

それを信じて今日から「目標達成」のために自己犠牲できる精神を誇りに思い、達成感を全身で感じましょう。その姿勢はいつか誰かの信頼を獲得し、あなたの幸せへと跳ね返ります。きっと必ずです!

 

引用・参考文献

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