心の戦士!~心が前向きになる言葉~

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一番辛い時期は「いま」

張替一真さんの著書「自分を動かす習慣」に、一番辛い時期について書かれた項目があります。あなたはこれまでで一番辛い時期はいつだったか? と聞かれていつと答えますか? ふつうは過去のどこかを答えると思います。しかし張替さんはそれは過去にとらわれていると、また少数だと思いますが老後が心配で辛そうというのも未来に捉われていると言われます。

 

もし私たちの答えが「いま」となるなら、それは「いま」が未来に向けて飛躍をしている証拠で喜ばしいことというのが張替さんのお考えです。ちなみに張替さんは「株式会社あきらめない」の代表で、企業研修等のトレーナー業を専門とされています。過去に壮絶ないじめに遭い、そこから這い上がった自身のノウハウや心も持ちようを研修に生かされているそうです。

 

私は今に苦しみを抱えることに賛成はしません。傍から見て辛いことでも自分の心が「飛躍のとき」と前向きに受け止められるなら、それは張替さんのおっしゃるように、素晴らしいことです。しかし単純に“辛い“とネガティブに心を閉ざすなら、それはいい思い出となりません。なぜならそんな心境で「いま」を楽しみ躍動させることは不可能だからです。

 

私流に「いま」を楽しみ躍動させるというのは、心を広げて行動を惜しまないということ。人や物事に心を広げられるかどうかが「いま」の使い道を決めます。誰でも心を閉ざしたいときはあります。しかし閉ざしかけた心を広げてくれるのは外部環境です。ですからまずは手を動かし足を動かすこと、心は後追いでいいのです、心をコントロールするのは非常に難しため、太陽からセロトニンを得(え)、汗から体熱を上げ、そうやって心を前に広げます。

 

常に心を広げて行動を惜しまないという姿勢が人生に楽しみをもたらします。心を広げられないときは、広げようと意識し、表情から変えます。体を動かし、無理やりにでも何かに参加し誰かとコミュニケーションをとるのです。もちろん人を選んでのことですが、話しやすい人と話を交わすだけで心が晴れるからあら不思議です。

 

張替さんが言われるように、“辛い時期は「いま」でいいんだ“、という考えは、閉ざしかけた心を広げてくれます。確かに筋トレや体力も辛い時間があってこそ増強されます。ですから肉体的な辛さや労力的な辛さは、飛躍の好材料で必須材料です。それを精神面で受け止めることが、心を疲れさせず心を前向きにしてくれる秘訣に思います。

 

気の持ちようや心の持ちようというのは、本当にそうで、ネガティブな人はちょっとしたことでも不満を募らせます。それでは心がいくつあっても足りません。張替さんの「辛い時期こそ今でいいんだ、今にもってくるべきだ」という飛躍の捉えは、「しあわせはいつも自分の心がきめる」という相田みつをさんの至言に通じます。

 

成功者と言われる人は、過去に本当に(心が)折れても仕方がないという環境で、逆にプラスにモノを働かせています。私たちも辛い時期こそ飛躍のチャンスと、その時機を絶好の機会とモノにしましょう。どんな言葉を持っているか、瞬時にその言葉を引っ張り出せるか、それが今日に問われます。ぜひ「辛い時期は今が最適」を地で行きましょう。離陸は向かい風があってこそ可能となります。

 

一番辛い時期は「いま」

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。