日々のルーティーンに創造性を!
私には毎日行っているルーティーンがいくつかあります。例えば毎朝「緑茶」を飲むことや、冷水シャワーを浴びることなどです。どちらも健康的なことですが、それ以外にも投資信託を「毎日」積み立てています。
どれがいいとか、そういう話ではなく、毎日や毎週に実行することで、はたしてどんな未来が待ち受けるのか、その想像性が大切という話です。
「海外に旅行をし、その道程で現地の人と英会話を楽しみたい」という願望があるなら、その願望を描きながら毎日地道な英会話学習を行う必要があります。
「売上高〇億円の経営者になる」なら、毎日地道に簿記や会計の知識を習得しなければいけません。
つまりは、どんな願望を持とうとも、その願望成就に向けての努力は地道であるということ。地道だからこそ、その地道さに想像性をもたらさなければ続きません。まさに「右脳」の力が試されます。
ただし実際はどうでしょう。現実はどうでしょう。
右脳の力でうまくいく人はそれでいいでしょう。しかし私の考えはちょっと違います。私は毎日の実践を完了形でとらえています。未来のための今日ではなく、今日のための今日です。前回予防の重要性を説きましたが、予防ですら、今日予防できたらそれで満足です、未来に思わしくない結果が表れようと、それはそれ、今日は今日です。
つまり、ちらっと未来を見つめるくらいはよく、大半は今日のために今日実行するというのが続けるコツです。そのために必要なのは想像性よりも創造性です。ルーティーンを実行するうえで、いかに手際よく行うか、いかに前向きに行うか等が試されます。その行いに楽しさと快楽を感じるためにはどうしたらいいか、ということ。
紙の手帳を使うも良し、メモパッドを使うも良し、自分なりの創意工夫に毎日を使うのです。一回一回「やっつけた」とばかりに、赤線を引いていくのも一法です。
未来のための今日を意識しつつも、今日のための今日をもっと意識する、それがルーティーンを大切にする生き方。意識するしないにかかわらず、ルーティーンがその人を形成するのは日を見るより明らかだからです。
「どんな自分でありたいか」
つまりはそういうことです。ルーティーンはありたい状態を真横に抱えられる「因」を担います。原因と結果の法則でいう「原因」です。いつも真横にありたい自分を抱えるのです。
日々のルーティーンに創造性を!
せっかくやるなら創造力を駆使し、ルーティーン(「行」)を楽しんでみてはいかがでしょうか。
あなたはいかがお感じになりますか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。