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「外食率」と死亡率

いきなりですが、あなたは「外食」をよくする人でしょうか? まったくしない人でしょうか?

 

アイオワ大学のヤン・ドゥ氏が行った研究によると、「外食」を頻繁に行う人は、そうでない人に比べ、死亡率が49%も高いということが明らかになりました。

 

ヤン氏らは1999年から2014年にかけて、20歳以上を対象としたアメリカ人3万5084人に対し調査を実施。これらの人々のうち「1日のうち2食以上が外食」「外食は週に1食以下」を比較した結果、前者の死亡率は後者に比べて49%高いことがわかりました。また死因ごとに見ると、心血管系によるものは18%がんによるものは67%高いということも判明しました。

 

共同研究者であるウェイ・バオ氏は「これは外食と死亡率との関係を定量化した最初の研究の1つです」と語られます。またアメリカの農務省は「外食により摂取されるエネルギーが1977年から2011年にかけて倍増した」と推定。それを踏まえ「外食産業も活発化し、飲食店も着々とその数を増やし、今後ますます外食を行う人物が増えるもの」と見られています。

ヤン氏らは「頻繁に外食を行うことは健康的な習慣ではないかもしれないということを人々に知ってもらいたい」と言われ、バオ氏は「必ずしも自宅での食事がいい物であるとは限らず、誰が作ったのかではなく、何を食べるのかということに焦点を当てることが重要」と述べられています。

 

問題なのはなぜ「外食」が病気や死亡率を高めるのか?ということです。

 

記事では「一部のレストランは高品質な食事を提供していますが、飲食店、特にファストフード店などで提供される食事は、カロリーや脂肪分、塩分が多く、野菜や果物、食物繊維などが少ない傾向にあります」と書かれています。

 

しごくごもっともな回答ですが、これは「外食」に限ったことではなく、コンビニやスーパーで売られているお惣菜、冷凍食品やレトルト食品なども同様に思います。しかしバオ氏が仰るように、改めて死亡率が定量されると、一気に現実味を帯び、何気に買っていたそれらも、明日は我が身と買い控える気持ちが芽生えないでもありません。

 

最後に私から一言。

 

「外食」が死亡率を上げる要因に「添加物」があげられることも言えると思います。これはさまざまな医師や専門家が以前から指摘しているところで、外食やお惣菜に成分表示は義務付けられていません。ですので、再度買ってもらえるように、再度訪れてもらえるように、きちんと添加物を仕込むことは、提供側からすれば当たり前のことかもしれません。

 

しかしこの添加物が体に悪いのです。じわじわと体を蝕むように腸内環境を悪化させ、内常在菌の量を減少させます。減少すれば血液も汚れ、免疫力も落ち、がん細胞などの増殖に歯止めを利かせられなくなります。要は腸内環境を悪化させることは万病のもとをつくるということです。

 

食品添加物を摂取するほどに、依存性が高められ、常習性を帯びてきます。そうなれば、意志の力で抗うことができなくなり、腸内環境から血液の巡りが悪くなる一方です。ですので意志の力が働くうちから、なるべく安い外食や安いお惣菜、手軽なレトルト食品には近づかないことが大事になります。

 

とはいえ、私もスーパーのお惣菜はよく買います。しかしなるべく野菜や魚が多く含まれているものを選び、積極的に野菜を食べたりと、全体でバランスが取れるように工夫はしています。

 

まずはできることからコツコツと行うことが大事になりますので、外食の頻度が多い人は、その頻度を少なくすることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

「外食率」と死亡率

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

gigazine.net