ダイエット「首筋を冷やそう!」
私は10月7日に次の記事を上げました。
私自身が毎朝晩、冷水シャワーを浴びており、実際に浴びることによるメリットを綴ったものです。簡単に言うと寒冷療法として冷水シャワーを浴びると、「免疫の向上・神経の活性化・血行促進・ダイエット・認知機能向上・うつ病改善」など、身体の様々な器官への好影響が期待できるということです。
本日はその中の「ダイエット」をピックアップします。今の季節、ちょうど運動がしやすい気温です。私は今日も朝から筋トレをし、川沿いをランニングしました。その後、汗を流すために冷水シャワーを浴びましたが、ランニング中も心地よい風に包まれ、汗を流すための冷水シャワーもまた気持ちがいいということで、W(ダブル)の気持ちよさを感じました。
医師の日比野佐和子先生は、記事の中で次のように言われます。「首、鎖骨、肩甲骨の周りを冷やすこと。この部分には、褐色脂肪細胞と呼ばれる特別な脂肪細胞があり、寒冷刺激で活性化することが確認されています。」
どういうことかというと、まず脂肪には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があります。そのうち、私たちが一般的に使っている「脂肪」は白色脂肪細胞を指していて、褐色脂肪細胞は逆に脂肪を燃やします。日比野先生は褐色脂肪細胞を「石油ストーブ」に例えられ、脂肪を燃焼させて体温を作り出す役割があると言われます。
私たち人間は恒温動物といい、外気温に関わらず、ほぼ一定の体温を保つ動物です。よって肌から寒さや冷たさを感じると、交感神経を通し、褐色脂肪細胞に熱を作り出す指令を出します。
その指令を受けた褐色脂肪細胞は、体内に蓄積された脂肪を燃やし、熱エネルギーとして消費します。このメカニズムが本記事のタイトル、『ダイエット「首筋を冷やそう!」』です。
しかし冷やすうえで注意点があります。それはいきなり心臓や心臓付近を冷やさないことです。それは心臓に負担をかけるからです。冒頭で日比野先生の言葉を紹介しましたが、もう一度見てみましょう。
「首、鎖骨、肩甲骨の周りを冷やすこと。この部分には、褐色脂肪細胞と呼ばれる特別な脂肪細胞があり、寒冷刺激で活性化することが確認されています。」
そうです、首筋付近は褐色脂肪細胞が存在し、寒冷刺激で活性化することが確認されています。心臓からも遠いですから、手や足から冷やしていき、最終的に首筋を冷やすことがお勧めです。実は手のひらは褐色脂肪細胞は存在しませんが、同じく日比野先生は、「温度を感じる「冷点」が密集しているため、冷やされると交感神経が刺激され、褐色脂肪細胞の活性化につながる」と言われます。また昔から言われているように、「おなか周り」は代謝が下がるので、冷やさないようにしましょう。
最後に私からですが、濡らした冷たいタオルやペットボトルで冷やす分には、下の記事を参考にしていただきたいですが、冷水シャワーを浴びる際は、前回の記事(冷水シャワー療法)に書いた通り、おへそより下に力を入れ、肛門を締めながら、息を止めてシャワーを当てることです。私は真冬でも朝晩に浴びますが、この姿勢を取らずして果たして浴びれるかどうかは疑問です。それほど姿勢や呼吸を大切にしています。
ヨガではポーズや呼吸が重んじられますが、その効果は本当にあると実感しています。逆に言えばポーズや呼吸を極めれば、できないものも出来てくるということ。秋の季節が一番やりがいがありますで、冷水シャワーに興味がありましたら、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。
ダイエット「首筋を冷やそう!」
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
引用・参考記事