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「暴落を買え!暴騰を売れ!」

ファイナンシャルドクターを名乗られる北川邦弘さんの著書「投資の一流、二流、三流(2016年7月発売)」にはこんなことが書かれています。

 

「一流の人は、暴落したときしか、投資をしません。暴落した資産は数年で2倍以上に増えることを知っているからです。」

 

ちなみに二流の投資法は「暴落しても我慢してコツコツ投資を続ける」、三流は「暴落に失望して換金する」とのこと。

 

ところでなぜ暴落で投資をするのでしょうか?

 

それは〇〇ショックに負けずに「会社経営が行われなければならないこと」、「成長の可能性の芽があること(可能性の芽を摘むのはこの世の損失であること)」などです。

 

会社経営の中には設備投資も含まれますし、雇用の確保・拡充も含まれます。雇用はお父さんやお母さんの給料に直結し、もし失業者が相次げば生活苦から需要は大幅に減りデフレが深刻化します。

 

〇〇ショックのときは、大企業までもあおりを受けるため、下請けや孫請けから影響が及び、給料減や失業が待ち受けます。

 

そういった状況を少しでも減じさせ、元の生活に戻そうとする行いが「暴落を買う」ことです。この論理はあなたもご理解いただけると思います。

 

問題なのはどのタイミングが暴落なのか?ということです。それは誰にもわかりません。わからないから狼狽するのです。昨年のコロナショックのときもそうでした。まだ下がるのか、それともここらへんが"底"なのか、頭で考えてもわかりません。

 

そこで私は"底"と思われる付近でちょっとずついくつかの投資信託を購入していきました。そして株価や基準価額が上がり始めたときが、"底"を脱したタイミングと理解し、残りの資金を一気に投じます。

 

しかしリーマンショックのときもそうでしたが、チャートには「二番底」というタイミングがあり、いったん"底"を脱したと見せかけて、またさらに深い"底"を刻むことがあります。この二番底は一番底よりも株価は下がるため、投資に詳しい人は、二番底を見極めて、二番底を脱したタイミングで"買い"を入れます。

 

しかし私の記憶ではコロナショック時に二番底はありませんでした。二番底は必ず訪れるというものではないのです。しかし可能性はあるため、いったん"底"を脱しても、すぐさま"買い"を入れらる人は少ないように思います。

 

ということで、ひとえに「暴落を買え」といっても、二番底があるのかないのかわからないことからも、暴落を見定めるタイミングはとても難しいことがわかります。

 

ついては、暴落の"底”をピンポイントに当てることなど不可能です。誰にもわかるはずはありません。しからばどうすればいいか? 先に申した「"底"と思われる付近をちょっとずつ買っていく」しかありません。仮に二番底が訪れようと、3年、5年のスパンで見れば、一番底を優に超える回復を遂げるはずです。

 

当ブログで私は何度と申し上げていますが、投資は余剰資金で行うものです。生活費を逼迫させるような投資はとても危険です。その掟を守れば、長い目でリターンを考えられます。長い目で見れば、"一番底"や"二番底"の周辺を買っていれば、間違いはないと考えます。

 

それより問題なのは、暴落時に機敏に"買い"を入れられる資金があるかどうかです。すでに株や投資信託保有しているなら、暴落したときや、暴落しかけたときに、すぐさま"売り”を出せば換金できます。しかしそうでない場合は、暴落を買うチャンスを逸します。

 

例えば現在は日本株も世界株も株高の状態です。しかし一部の投資家や専門家は、現況をバブルと称し、バブル崩壊も近いとささやきます。仮にそういう事態が起きたとして、はたしてあなたは手元に現金を用意できているでしょうか?

 

私は今もそれを頭の片隅に入れています。バブルなのかどうかはわかりませんが、株価が急落することは起こり得ます。そのときにきちんと"買い"を入れられるかどうかが、投資家の真価が問われると心得ます。

 

表題の「暴騰を売れ」というのは信用取引空売りのことです。手元に資金がなくても、信用取引なら"売り"から入れるため、天井と思われる付近で"売り"を出し、その後に急落すれば、"底"と思われる付近で"買い"を入れることで(買い戻せば)、その落差が利幅になります。しかし空売りしたものの、予想に反し、さらに株価が上昇する可能性もあるため注意が必要です。

 

「言うは易し行うは難し」

 

投資もしかりです。私もこのようにつらつらと書いていますが、実際は余剰資金とはいえ、損はしたくありません。損をしたくないという心情が強くなるほどに、様子を見ることに頭が支配されます。

 

それを回避するために、先に申した「世のため人のため」というの心が必要です。の心が強く時間軸にければ、投資行為は応分に軽くなります。

 

暗号通貨に関しては、(今はまだ)株のように生活に根差したものではないため、損得だけの世界は否めません。しかしビットコインイーサリアムのような時価総額の高いコインは、まだこのセオリー(暴落を買え!暴騰を売れ!)は通用するものと考えます。

 

私はまだビットコインしか手を出していませんが、今後は空売りも含め、有名コインに分散してそれ(暴落を買え!暴騰を売れ!)を行っていきたいと思います。

 

本業も頑張りますが、副業の一つとして、小さい額から投資(投機)を経験するのも将来に悪くないと思います。あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。