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「99の失敗」の意味

先日ご紹介した、ウィッグ業界の大手「スヴェンソン」という会社の創業者(児玉圭司さん)は、著書で次のように言われます。

 

「人が何かをやろうとすると、99%は失敗する」

 

これは体感から出た言葉のようで、数字だけ見ればユニクロの「1勝9敗」を上回ります。99%というのは大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私は非常に勇気がもらえる言葉だと思います。

 

「99の失敗の末に1の成功がある」と捉えるのではなく、「何かにチャレンジするにはそんなものだから、失敗を当たり前のように受け止め、とにかく手を止めずに動き続けよう」と捉えるのです。そう考えると何かを決めたらできるだけ早く動いたほうがいいということになります。早く動けば失敗を早く知れ、その分次なる対策を立てられるからです。

 

先日、ある仮想通貨のアルトコインが、コインチェックから取り扱いを停止するというニュースがありました。私も分散投資の一つとして購入していたため、そのコインに対しては大損です。おそらく50%超の損です。だからその時感じました、"分散しておいてよかった"と。

 

行動もそれといっしょです。何か一つに捉われるのではなく、失敗したら次、失敗したら次と新たな可能性を開拓することが「希望」を生みます。また早く動くことのもう一つのいい点は、体感的にモチベーションを発動できる点です。

 

アクションを起こしたら、現実がその分動き、動いた現実との直面が、自然と次なる行動を歩ませます。この"自然に"という点がポイントです。頭で考えているうちは、心配事が募る一方です。募ったところでますますやらなくなるだけ。

 

ですから、まずは小さな小さな一歩を踏み出すのです。0から1ではなく0から0.1です。貯金も1万円がきつければ、千円から始めるのです。その千円が2千円を生み、5千円を生みます。

 

しかし大半の人は、たかだか千円と軽んじます。それが行動でも起きるのです。「そんなちっぽけな行動をしたところで・・」と。例えば気になる人がいたら、その人に何かをしようとするのではなく、ただ挨拶をし、その挨拶を気持ちよくするように努めるだけでいいのです。その気持ちのいい挨拶が、何かの扉を開けてくれるかもしれません。

 

そうです。今できることにちょっとしたプラスアルファを加え、加え続けることがなによりも重要で、それ以外の思考は(おそらく)0を生むだけです。ぜひ小さな小さな一歩を大切に、それを足掛かりに継続とプラスアルファを心がけてみてください。

 

「99の失敗」の意味

 

本日最後までお読みいただきありがとうございました。