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「アセットアロケーション」

今回のコロナショックで投資家たちのアセットアロケーションの見方が変わったとされる記事を見かけます。

 

どういうことか?

 

まずアセットアロケーションですが、日本語で「資産配分」と訳します。投資資金を複数の異なった資産(アセット)に配分(アロケーション)して運用するということ。

 

混同しがちな言葉に「ポートフォリオ」があります。ポートフォリオは具体的な銘柄でアセットアロケーションを行った結果が、ポートフォリオです。

 

例えばざっくり「日本株」とするのがアセット(資産)で、トヨタ株やソフトバンクグループ株など細かい銘柄まで選定し、構成したものがポートフォリオです。

 

さて本題です。これまで実物資産に目もくれず、金融資産だけでポートフォリオを組んだ人が、コロナショックでみるみる株価が急落、ポートフォリオ(金融資産)全体で価値が急落しました。

 

もう少し具体的に言います。ポートフォリオの中のアセット(資産)を、日本株や世界株、投資信託(国内・国外)、国内リートや海外リート、国内債券や外国債権・・とさまざまに分散した人も、その分散にさほど効果はなく、ポートフォリオ内のすべてのアセット(資産)の価値が急落したということです。

 

なぜか?

 

それはポートフォリオ内のすべてのアセット(資産)が「金融資産」だったからです。今回のコロナショックは、一時(いっとき)すべての金融資産の価値を急落させました。暗号資産(仮想通貨)もしかりです。よって金融資産だけで分散投資をしたところで、さほど効果が薄いことが判明したのです。

 

休業を余儀なくされた場合や銀行の貸しはがしに遭った場合など、急場をしのぐために現金保有率が少ない人ほど換金をしなくてはなりません。そのときに自分の金融資産が急落していたら?

 

それでも背に腹は代えられません。換金するしかないわけで、少し前ならそれなりに利益が乗った額で換金できたものを、逆に元本割れ(損失)の状態で換金をしなくてはなりません。

 

現金の入用(いりよう)というのは、今回のコロナショックで目の当たりにしたように、往々にして金融資産が下落する局面で起こるものです。

 

しかし「実物資産」はどうでしょう? 

 

実物資産の代表格は「不動産」です。「金(きん)」も代表格ですが、今回は「有事の金」と言われた「金」も一時(いっとき)は急落しました。無事2020年5月現在は回復しましたが、急落したタイミングで換金をしなくてはならなかった人は、当初からすれば想定外の事態だったはず。

 

その反面に「不動産」は今現在も価格は下がりません。しかし今後は下がる可能性はありますが、ここでいう価格とは物件価格のことで、本記事の主題ではありません。本記事の主題は不動産におけるインカムゲイン(家賃収入)」です。

 

新型コロナの感染が発表された2020年2月から本日現在に至り、一貫して家賃収入は下がっていません。ホテルや民泊、宿泊業は閑古鳥が鳴くなか、住宅やオフィスの賃料は盤石です。

 

しかし盤石の賃料も今後は下がる可能性はあります。しかし急落ということはなく、例えば住宅の家賃なら10万円が9万円~8万円になる程度で、それでも下がらない可能性は十分に考えられます。

 

そのように見ていけば、大事な資産を運用するに、金融資産だけでポートフォリオを組むのは危険に思えます。そして実物資産は不動産や金(きん)だけでなく、アンティークコイン、美術品、骨董、ワイン、貴金属、宝石・・とさまざまに種類はあります。

 

つまりはアセットアロケーションに実物資産を組み込み、その中でも不動産だけに肩入れせず、さまざまな実物資産に分散投資をすることがなお賢明ということです。

 

今後不動産の物件価格は下落すると言われますので、もしあなたが不動産投資をお考えなら、買い場のチャンスを迎えます。コロナショックをなんとか耐えてきた人が、耐えきれなくなり、不動産を換金しなくてはならない人が今後増える見込みということでしょう。

 

私はコロナショック以前の2020年初頭から不動産投資を検討したため、本記事のようなリスクヘッジの意味合いはもちませんでした。しかし4月に初めて契約を結び、5月に物件を引き渡されたこのタイミングで、改めて不動産投資の価値(側面)を学ばせていただいたしだいです。

 

私は東京都心の中古ワンルームマンションを購入したのですが、今後も可能であれば2戸目、3戸目と買い増しを考えます。本記事を参考にぜひあなたも不動産投資を考えてみてはいかがでしょうか?

  

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

zuuonline.com