心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

「FIRE」について                                                                                                                                              「FIRE」について                                                    

最近は書店に行っても、本を要約(解説)する動画でも、あいかわらず「FIRE」の人気が途絶えていないように感じます。「FIRE」にも4種類?あるとかで、先日はある動画でそのうちの一つ、「サイドFIRE」について語られていました。

 

「FIRE」とは、簡単に言えば早期リタイアのことです。ただし先ほどの「サイドFIRE」がそうですが、完全に不労所得だけで遊んで暮らせる状態だけを指すのではなく、生活費の半分は不労所得からで、もう半分は「低収入だけど好きな仕事をする」というスタイルも含まれます。

 

しかし私はどの本を読んでもぜんぜん真新しさを感じません。以前から節約本や積立投資の本を読んできたからだと思いますが、ただ単純に節約して浮いたお金を投資に回すという、それだけの話しです。それをなぜこんなに次から次へと新しい本が登場するのでしょうか。

 

もちろん売りたいからです。他に集められる話題が少ないからです。需要があって、供給を追いつかせているのではなく、供給が先にあり、需要が引きずられている感じです。先日のお金持ち本ではないですが、中身が似たり寄ったりなのです。

 

もう一度申し上げると、「節約して浮いたお金を投資に回す」、それだけの話しです。その節約の仕方や投資先はさまざまですが、どれも時間をかけてコツコツ続ける以外に結果が出ないことは共通しています。

 

だったら、自分の生活を直視し、きちんと結果を出すべく行動をしているかの確認のほうがよほど大切です。「書を捨て街に出よ」ではないですが、テクニックは最低限に、きちんと1日、1週間、1ヵ月で結果を出す生活を実践しているかどうか。それはたいへん地味な作業ですが、それが実際です。実際から目を反らさないこと。そして節約生活の中に、楽しい時間や嬉しい時間を1分でもつくること。それが「FIRE」を目指す醍醐味となります。

 

私は特に「FIRE」に興味はありませんが、経済的自立を目指しているという点では一致します。つまり以前から「経済的自立」という言葉で自分を鼓舞してきたため、昨今の「FIRE」ブームに乗っているわけではないということ。ですが中身はいっしょです。

 

私は毎月いくらかの貯金をし、それを数年に渡り続けています。頭金を10%ないし20%を入れ、2年で3戸のワンルームマンションを買えたのもそういうわけです。来年は4戸目を購入したいと考えていますが、おそらくその際は、400万円くらいの頭金は必要になります。それを今年に貯めるのです。私は現在41歳で、35年のローンなら完済は76歳です。やるなら急がなければならない歳(とし)のため、節約生活は当然との自覚をもっています。

 

さて本日は「FIRE」について書きましたが、あなたの関心のあるところでしたでしょうか。結局申し上げたいことは実際の生活に落とし込み、実際に何をしたいのかを思考し、行動し、現実を見ないと意味がないということです。読書や動画の視聴は観念の世界です。観念に安住しては時間がもったいないです。現実と向き合い、地味な作業を継続し、しかしそれをできるだけ楽しみに変える、そんな工夫が求められます。

 

「FIRE」について

 

私的には真新しいことは何もありません。そして「FIRE」に限らず攻略本などは存在しないと考えます。弱き自分と向き合い、できることを積み重ねるだけ、結局はそれが王道だと思います。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。